Science

2007.10.02

日本の百面相ロボット

Text by kanai

wd2headbot.jpg

ちょっと前のLittleDogのビデオを見てロボット族の飛躍的進化だと思ったかもしれない。このWD-2(Waseda-Docomo Face Rrobot No.2)は、早稲田大学の高西研究室が開発した顔の形を変えるロボットだ。サーボモーターが、熱可逆性ゴム”セプトン”で作られた顔のマスクの各所に接続されたアーマチュアーを動かす仕組み。マイクロコントローラで制御される形状には56段階の自由度があり、いろいろな顔かたちに変化する。そこへ、実際の人間の顔の映像を投影するのだ。これが驚き。っていうか、こわーい感じ。
投影面形状変形型顔ロボット – [via] Link
訳者から: ロボットが人間とコミュニケーションを取るうえで顔の表情はとても重要だけど、もうひとつ顔の形状も重要だという考えから「個人の特徴量を表出可能な顔ロボットの開発」を目的としているそうだ。でもやっぱり、ディズニーランドのホーンテッドマンションを思い出しちゃうなぁ。
[原文]