Science

2009.03.17

Arduinoで磁気浮上

Text by kanai

arduinomaglev_cc.jpg

Mekonikは、Arduino、ソレノイドコイル、ホール効果センサー、そして頭のいいコードを使って永久磁石を宙に浮かせる装置を作った。

この装置は、小さなホール効果センサー(Honeywell製SS19、AllElectronicsで50セントで購入)を使って永久磁石の磁界を検知し、その情報を元に電磁石の磁力を調整しています。センサーが電磁石側にあるため、そこから読み出される数値は、浮いている永久磁石と電磁石の磁界の和となります。もっとも難しかったのは、そこから永久磁石の磁界だけを抽出する方法でした。誘導原やアンペールの法則を論理的に研究し実験を重ねた結果、非常に安定的に磁石のダートなど、永久磁石を浮かせることに成功しました。結果としては、まだ完璧ではありません。小さな振動が見られます。これは、ArduinoのA/Dコンバーターが制限値に達してしまったことによる現象と思われます。

見てわかるとおり、これは一般に馴染みのある浮上式ではなく、引っ張り上げる方式だ。今はさらに研究が進んでいる。センサーからのフィードバックの取得と応答を高速化するのではなく、彼はArduino IDEのシリアルライブラリーに画期的な改良を加えた。詳しい情報とディスカッションは、このプロジェクトのブログでどうぞ。
– Collin Cunningham
原文