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2009.03.02

Wikislate – ウィキペディアを使った技術翻訳

Text by kanai

wikislate.jpg

Benは、頭のいい翻訳ツールを教えてくれた。Wikipediaの検索結果に”他の言語”を組み合わせる方法だ。

この”ハック”は、基本的にウィキペディアの内部リンク(左下にでるやつ) を利用して名詞の翻訳をうるというものです。
ボクはこれまで、数学用語を調べるために、この作業を手動でやっていました。たとえば、”Convergence”(収束)
をドイツ語で何と言うかを知りたいときは、まず http://en.wikipedia.org/wiki/Convergenceを開いて、言語をDeutschに切り替えます。すると、”Konvergenz”のページが現れます。
このツールは、こうした作業をコード化して、簡単にしたものです。

これは、普通は翻訳が難しい数学用語などの専門用語にとくに便利みたいだ。翻訳ソフトなどでは、言葉の文字通りの訳を提示するのに対して、ウィキペディアは、その用語の説明が出てくるから、理論上はより正しい訳が得られるというわけだね。
Wikislate
– Jason Striege
訳者から:そうそう、そうなんだよ。専門用語の翻訳ではボクもウィキペディアには散々お世話になってるんだけど、こりゃメチャクチャ便利だわ! 日本語でもちゃんと使えるもん。
原文