Electronics

2009.05.26

iPhone用フィジカルコンピューティングアプリケーション開発ツール

Text by kanai

数ヶ月前、TellartはNADA Mobileを発表し、Tellartのスタッフは、オープンソースライセンスのもとにソースコードを公開している。これと、AppleのDashcode開発環境を使えば、iPhone用のアプリケーションを自分で開発できるようになる。

NADA Mobileは、2008年、Tellartが開発した、XHTML、CSS、JavaScriptを使うアプリケーションのセットです。スケッチはiPhoneやiPod Touchのハードウェア上でも走りますが、iPhone以外のアプリケーションのプロトタイピングにも便利です。スケッチは通常、AppleのDashcodeで、または普通のテキストエディタで作ることができ、SketchServerと呼ばれるデスクトップアプリケーションを使ってRunSketch iPhoneアプリケーションにアップロードされます。
NADA MobileはMobile Safariの強化版で、加速度センサー、GPS、マイクなどに接続できます。また、デバイスのマイク入力を使って、外部のアナログセンサーの値を読み出すこともできます(コンピュータもマイクロコントローラも不要です)。

センサーをNADA Mobileに統合した彼らのやり方が好きだな。iPhone HacksのPerceptive Developmentで紹介されている外部キーボードを接続する方法みたいに、Tellartではマイク入力をポートとして使う。シリアル接続の代わりにミニジャックを使うことで、設計がシンプルになり、いろいろなセンサーを接続できるようになる。NADA Mobileとセンサーを対話させる方法については、Tutorial: Creating an Application Sketch w/ Sensor(英語)を見てね。

– Brian Jepson
原文