BBCで放送されたNASAのプログラマー、Don EylesとAGC(Apollo Guidance Computer)開発チームの番組だ。当時、Donは23歳。若くて真っ直ぐだったのが幸いしたようだ。本人はこう語っている。「リスクや責任、それに、人の命がボクたちの仕事にかかっているんだと感じた記憶はない」
この歳まで生きていてよかったと思わせる場面がいくつかある。アポロ計画が進められていた時代を生き、この目でしっかり見てきたからだ(つまり宇宙ギークだ)。今でも、当時の映像を見ると鳥肌が立つ。
すばらしいジャーゴンがある。”LOL memory” だ。”Little Old Lady memory” の略なのだが、じつはAGCに使われていたコアロープメモリーのことだ。女性従業員のチームが、何メートルもの銅線を磁気を帯びたコアの回りに編んで作っていた。
Weaving the way to the Moon [Brian JepsonとMike Loukidesに感謝!]
– Gareth Branwyn
[原文]