Electronics

2009.08.12

How-To: アナログボコーダーの作り方

Text by kanai

morphatron_cc.jpg
Planetoneは、昔ながらのアナログボコーダー、Morphatronの回路図を公開した。禁断のハンダ付け工作だ!

できるだけたくさんのボコーダーの回路は研究しましたが、これは最初からの設計です。簡単に入手できて安価な部品で作れるよう留意しました。また、性能を犠牲にしない範囲で、なるべくシンプルな設計にしました。
基本的にボコーダーには2つの入力と1つの出力があります。1つめの入力はプログラムです(通常はマイクを接続します)。2つめの入力はキャリア信号です(通常はキーボードを繋ぎます)。プログラム信号は分析回路に送られ、そこで音声からスペクトル情報が抽出され、キャリア信号に適用されます。このボコーダーでは、信号を14バンドに分析していますが、チャンネル数を増やしたり減らしたり(お急ぎの場合は)という改造が簡単にできるようになっています。

入門者向けプロジェクトではないけど、同じボードをいくつも作らなければならないから、ちょっと退屈かも。回路図、作り方、デモのビデオはinstructableで見られます。
– Collin Cunningham
原文