2009.12.28
Lumen – 3D物理ディスプレイ
これはIvan Poupyrevが開発した手で触れるインタラクティブな3D表示装置、Lumenだ。擬似的に立体画像を作り出す通常の3Dディスプレイと違い、画面から映像が盛り上がる。ピクセルが実際に動くといった感じだ。
ボクもずっとこんな装置を作りたいと考えていたけど、ピクセルを動かすための有効な装置がなかなか見つからなかった。ソレノイドでは費用がかかりすぎるし、ロボットアームで押すのでは速度が追いつかない。Ivanのやり方が正解のようだ。ピクセルは、熱を加えると変形して冷めると元に戻る形状記憶合金で動いている。その手があったか!
訳者から:すばらしい。動きも速くて滑らかだし、美しい。いろんな応用ができそうだね。将来は、形を自由に変形させて情報を伝えるロボットなどに発展させたいそうだ。Ivan は Walt Disney Imagineering の研究員だそうで、なんか楽しい方面に発展しそうな予感。
– Matt Mets
[原文]