Electronics

2010.05.28

電気仕掛けの「牛追い祭」ゲーム

Text by kanai

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MAKE Flickr poolで発見。
この電気仕掛けのゲームは、Greg BorensteinとScott Wayne Indianaが、スペインのパンプロナなどで毎年開かれる牛追い祭として有名な(悪名高き?)サン・フェルミン祭をゲーム化したものだ。

ステッパーモーターで回転する180センチのタイミングベルトに乗って牛が移動します。このベルトは、1.3ミリ径の2本の金属パイプのレールに乗せた、プーリーと車軸で作った車を引っ張っています。車は、プレイヤーの人形に向かって進んで来ます。同時に、牛は、サーボモーターで動くスコッチヨーク機構で左右に移動します。これにより、逃げ回る牛の論理(壁や別の牛に近づきすぎると反対方向に走る)に基づく簡単なシミュレーションが実現します。プレイヤーは自分の人形をジョイスティックでコントロールして牛をかわします。人形はサーボモーターで左右に動きます。プレイヤーの人形の後ろには小型のCCTVカメラがあり、プレイヤーの前の画面に映像が映し出されます。人形が牛に接触すると負けです。すべての牛をかわせば勝ちです。

牛が動く仕掛けはScotch yokes (スコッチヨーク機構)だ。 Flickr setにもっと写真があるよ。
– John Baichtal
原文