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2010.05.28

ITP 2010 Spring Show

Text by kanai

ITP Spring Show 2010(ニューヨーク大学 Interactive Telecommunications Program Tisch School of the Artsの学生による2日間のインタラクティブプロジェクトや音やフィジカルコンピューティングの展示会)はすごかった。いくつか、気に入った作品を紹介しよう。(ここにもっと写真があるよ
light_flower.jpg
Estrella Intersects the Plane – Matthew Richard

40個のサーボと80個のRGB LEDを使い、動的な色の絵画を作ろうと考えました。キャンバスの上で、光が混ぜ合わさります。円形に配置され、40個のサーボで動く40本のアームの先端には2つのLEDがあります。ひとつは円の内側に、ひとつは外側に向いています。サーボのタイミングとLEDの値のわずかな違いが、イソギンチャクのような効果を作り出します。色のパターンは、日の入りや日の出のように、解け合って消えていく様子に似ています。

balloon_projector.jpg
Balloon Projections: Paul Rothman, Rune Madsen

たくさんの風船のかたまりに映像を投影します。映像は数種類あります。
MIDIから音が発せられると口を開く、歌う頭。
風船の上に文章を描き出す文字。
MIDI信号に反応する星々。


silicone_led_dress.jpg
Life DressEmbedded Fashion: Elizabeth Fuller

Life Dressは、グリッド上の単純なルールのもとで細胞の一生を表現した ジョン・コンウェイ開発によるアルゴリズム「ライフゲーム」からヒントを得ました。細胞の誕生、生存、死亡は、周囲の細胞の状態によって決まります。これは、細胞、というか人の共存の姿であり、そこを生き抜いた細胞(マス目)が光ってパターンを描きます。


light_tangrams.jpg
IntelliGram: Jason Aston, Tamar Ziv

IntelliGramは、インタラクティブな暗号装置です。突然動き出します。

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– Matt Mets
原文