Electronics

2011.07.27

Makey Awards 2011 ノミネート 05:Google Android – もっともハックしやすいガジェット部門

Text by tamura


AndroidとMakeysのマスコットが生き別れの双子だからという理由だけではありません。
Androidが事実上はOSであることも、Android互換携帯電話が、全部まとめてガジェットのひとつの「クラス」であることもわかってます。でもある意味、そこが重要なのです。ガジェットマニアは携帯電話の機種ごとに結論の出ない議論を続けているけど、スマートフォン市場にはまた別のマニアがいます。そして、スマートフォンを語る人たちは、次第にAndroid派とかiPhone派に二分されるようになっています。
これまで、iPhoneやiPodやiOSの優れたハックをたくさん見てきたけど、Appleを悪玉に(そしてGoogleを善玉に)仕立てようという動きは見られませんでした。私たちが Androidに賞を贈ろうと考えたのは、オープンである点、ハックしやすい点、そして全体的にMakerに優しいという点に限ってのことです。だけど、私たちの意見は絶対ではありません。みんなで真実を見つめて、事実を明らかにしていきましょう。

  • Androidアプリストアはオープンである。作る環境があれば誰でもアプリを作って、Androidストアで売ったり無料配布したりできる。それに対してiPhoneのアプリストアは閉ざされている。事前にアプリを提出して審査を受けなければならない。アプリを買う側にしてみれば、どちらにも長短がある。しかし、ハッカーや開発者やプログラマやMakerからすれば、オープンなほうがいい。
  • Googleが発表したAndroid Open Accessory Kit(AOAK)は、オープンソースハードウェアに完全に準拠したパッケージで、Android互換携帯電話用のアクセサリを簡単に作れるように考えられている。AOAKは完璧ではないが、公認デベロッパとしてライセンスを与えるというAppleのやり方とは一線を画する。さらにArduinoを中心的に採用した点がボーナスポイント。
  • AndroidのBluetooth対応がiOSよりも汎用的。iOSもBluetooth機能はあるが、すべてのBluetoothデバイスと通信できるわけではない。一方、AndroidにはRFCOMMチャンネルがあるので、ひとつ40ドルのSparkFun Bluetooth Mate Silverを買ってアプリを作れば、仮想シリアルポートを通じて何でも送れるようになる。

これだけかな? いや、スマートフォンの市場は毎週、いや日々、いや1時間ごとに変化している。そこでハックしやすい環境の綱引きを続けているはず。まあ、それはともかく、とりあえず、Google派のみなさん、2011 Makeysのノミネートおめでとう!
これまでのノミネート

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– Sean Michael Ragan
原文