Electronics

2011.08.26

Enough Already: Arduinoで出過ぎ芸能人の話をカット

Text by kanai

みんなはどうか知らないけど、ボクは同じ人が何度も何度もテレビに出てくるのが我慢できない。そこで、arduinoを使ってドナルド・トランプが誰かとケンカしたとか、チャーリー・シーンの最新問題発言とか、そんな言葉が出てきたら音声をミュートする装置を作った。video experimenter shieldとarduinoを使うと、ntsc画像信号とともに送られてくるクローズドキャプションの文字トラックを解読できる。キャッチした文字信号に、kardashian(編注:キム・カーダシアン)とかsnooki(編注:ニコール・”スヌーキ”・ポリッツィ)といったキーワードを検知すると、赤外線リモコン信号を使って音声を30秒間だけミュートする(その間にまたキーワードが出てきたら継続)。

Enough Alreadyのコードは、Video Experimenter Shieldのクローズドキャプション処理の例と、Ladyadaの赤外線チュートリアルを混ぜ合わせて、キーワードの検索とテレビの音声を戻すタイマーなどのコードを書き加えている。これがあったら、みんなはどんなキーワードを入れたい? みんなだったら、クローズとキャプションのデータを赤外線リモコンの信号を使って、このほかにどんなプロジェクトを思いつく? テレビを使ったパーティーゲームとか? それとも、テレビで本当に聞きたいキーワードが出てきたときに画面が点滅して知らせるとか?
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Maker Shedより
makershedsmall

Make: Arduino
– Matt Richardson
訳者から:アメリカでも出過ぎ芸能人がいるんだね。日本の場合、バラエティ番組のひな壇にずらーっと並んでるから、全編ミュートだな。
原文