Science

2011.10.24

祝12万1000フィート – アマチュアロケットの快挙

Text by kanai




9月30日、Derek DevilleのQu8k(クエイク)ロケットが、ネバダ州ブラックロック砂漠から打ち上げられ、121000フィート(約36300m)まで上昇した。ロケットは安全に地表に戻り、すべてが回収された(着地点は打ち上げ地点から約5kmのあたりだった)。上のビデオは17分に及ぶ打ち上げの様子を記録したもの。これには驚くべきものがたくさん映っている。ロケットの組み立て時の静止画もあり、地上と2台のロケット搭載カメラの両方で撮影した打ち上げと飛行のビデオもある。落ちてくるときの7分間は、目が回るしちょっと退屈だけど、そこは見なくてもいいだろう。短く編集したバージョンはこちら
この打ち上げは、Carmack Prize(カーマック賞)を狙ってのもの。で、受賞したのかって? 残念ながらそれは叶わなかった。少なくとも今はまだね。カーマック賞を取るには10万フィート以上のGPSデータがないとならないのだ。Derekの記事より。

4つの独立したGPSシステム積んでいたにも関わらず、高高度の記録が取れませんでした。降りてくるときに、ずっと下方の位置を拾えたけど、そのときはもう遅かった。これから技術的な報告書(これも条件のひとつ)を書いて、いちかばちか提出する予定です。

DerekのQu8k ページには面白い写真がたくさんあるよ。
– Gareth Branwyn
原文