Electronics

2012.03.19

How-To:導電性インクを作る

Text by kanai



導電性インクを使ったクールなプロジェクトがたくさんあるが、導電性インクって、どこで売ってるんだ? ということで、そこからDIYしてしまおう!
シカゴのハッカースペース、Pumping Station: Oneのメンバー、Jordan Bunkerは、この化学プロジェクトに乗りだし、 UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)が考案した作り方を簡単に実行できる形にまとめた。

導電性インクには無数の楽しい使い道があります。なかでも、電子回路を手早く描いていくという用途は大変に魅力的です。しかし残念なことに、導電性インクはホビイスト向けの市場にはほとんど出回っていませんでした。あっても価格が非常に高かったり、使い方が難しかったり、抵抗値が高くて実用性に乏しかったり、高温で焼き付けなければならないものもあります(そのため熱に耐えられる素材しか使えません)。
しかし、UIUC Materials Research Laboratoryの聡明なる研究者たちが、自分で作れて実用性の高い導電性インクを開発しました!

ただし、これには次のような危険が伴う。

注意:以下の危険を認識し、正しく対策できる環境でないかぎりは、絶対に家では行わないでください。化学薬品の取り扱いについては、専門家や薬品の扱いに慣れた人の指導の下に行うことが理想的です。
水酸化アンモニウムは危険な薬品です。ギ酸も大変に危険です(これは「痛み」の液体と言えます。アリやハチは人を刺してギ酸を注入し、痛みを与えるのです)。十分にお気を付けください。

材料のリストと作り方と試行錯誤の記録はJordanの記事(英語)を見てほしい。
関連:
導電性インクで回路を描く
– Willow Brugh
原文