Electronics

2012.03.19

How-To:導電性インクを作る

導電性インクを使ったクールなプロジェクトがたくさんあるが、導電性インクって、どこで売ってるんだ? ということで、そこからDIYしてしまおう!
シカゴのハッカースペース、Pumping Station: Oneのメンバー、Jordan Bunkerは、この化学プロジェクトに乗りだし、 UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)が考案した作り方を簡単に実行できる形にまとめた。導電性インクには無数の楽しい使い道があります。なかでも、電子回路を手早く描いていくという用途は大変に魅力的です。

Fabrication

2011.11.07

デジタルファブリケーションと手作業の職人魂は共存できるか?

すべてのハッカー、クラフター、ティンカラーの物作りの形が、デジタルファブリケーション(fabrication、製造技術)によって完全に変わってしまったと、Make読者ならほぼ全員が感じていることだと思う。レーザーカッター、CNCフライス盤、3Dプリンタは、物をデザインするときの考え方も変えてしまった。作品の品質や精度も上がった。私はそうしたデジタルファブリケーション技術の熱烈な愛用者だが、同時に、それが広く普及してくるに従って、文化的な変化も引き起こすのではないかと心配している。

Electronics

2011.09.02

何回繰り返すのか?

この夏、私のクラスで行う新しいプロジェクトを開発していたとき、新しい設計が定まるまでに何度も何度も作り直すという、いつもの問題を抱えることとなった。私が知る限りでは、最初から完璧に出来上がるものはひとつもない。これは、生徒や初心者が学んでおくべき重要な問題だ。プログラミングの世界ではこれを反復型開発と呼び、エンジニアはこれを適切な設計プロセスとして認めている。どちらも科学的方法論に共通する。大抵の問題は、ダクトテープと結束バンドで応急処置ができるが、きちんと修理したいと思えば、問題点を分析して、適切な対処策を練る必要がある。

Fabrication

2011.03.18

エッシャーの滝のビデオはこう撮影された(かも)

2週間前にYouTubeユーザーのmcwollesが製作したM.C.エッシャーの不可能な滝を再現したビデオを掲載した。どういう仕掛けなのか知りたくて仕方なかったみなさん、Boing Boingの読者 David Goldmanが描いたこの図が気になるだろう。Davidの説では、このビデオは、上の図のようなモデルを遠近法の錯覚を利用して撮影していて、2つのカットを0:45の地点で繋ぎ合わせているという。
図の解説
0:32 影が先にAに落ちている。
0:42 Bに水が流れていない。

Electronics

2010.10.20

distellamap – Atari2600 のコードを視角化

ソフトウェアはコンピューターの命令とデータを混ぜ合わせたものだが、それらがメモリーの中でどのように関わり合っているかを目で見ることは滅多にない。それを視角化したのが Ben Fryのdistellamapだ。いくつかの昔のビデオゲームのコードを例に使って、それがいかに複雑であるか、またプログラマーがどうやって画像要素を整理しているかがわかるようにしてある。さらに驚くべきは、そのコンパクトさだ。たとえば「ピットフォール」は1ページに収まっている。時代がどれだけ進んだかは、この視角化画像のサイズを見ればわかる。

Crafts

2009.08.03

完全自作トースターの完成品

すっげー! Thomas Thwaitesは、材料から完全に自作してトースターを作ってしまった。材料のほとんどは、自分で地面から掘り出したものだ。なんと鉄も鉄鉱石から電子レンジを使って精錬している。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのDesign Interactions Showに出展されたときの説明から抜粋しよう。9ヶ月間、私は電気トースターを、まったく最初から自分で作ろうと試行を重ねました。イギリス中の廃鉱を旅してまわり、原材料を掘り出し、精錬し、成形し、Argos(イギリスの小売店チェーン)なら3ポンド94ペンスで投げ売りされている製品を手作りしました。

Crafts

2009.07.30

電子レンジで鉄を精錬する

トースターを完全に自作するという試みの一環として、Thomas Thwaitesは、自分で鉄鉱石から鉄を得る必要が発生した(グリルの部品を作るためだ)。家庭でできる原材料の処理方法を調べる方法も、また問題だった。たとえば最初のころは、鉄を抽出するために、チムニーポット、ヘアードライヤー数台、ガーデンブロワ-、15世紀の手法など、ひとりでもできそうなレベルの方法を試してみたが、十分な鉄は得られなかった。そのまま試行錯誤を続けて、技術や知識を高めていったところで、たぶん、自分の手には負えない状況に追い詰められていただろう。

Electronics

2009.07.10

自分のラジオ番組をMakeしよう

[Photo from MetroMode]
マイケル・ジャクソンの死によって、ラジオ局のロボットプログラマーたちは、しばらくなりを潜めることとなった。この数十年の間に、ラジオ局は地元から遠ざかっていってしまった。米連邦通信委員会がメディアの集中規制の緩和を行ったことで、地方のラジオ局は巨大企業に吸収されてゆき、その結果、今日のラジオ番組の放送内容は、データベースと遠方の管理職の判断によって決められるようになった。

Fabrication

2009.06.16

SketchUpで家をデザインする

Dan Smithwickは、SketchUpで家などの構造物を作り、そのパーツをShopbotのCNC工作機械で切り出して、あとはゴムのハンマー以外ほどんど工具を使わずに組み立てられるというシステムを開発している。Danは、MIT教授のLarry Sassとこの研究を行っている。

彼のサイト、Physical Design Co.を見て欲しい。自分で家をデザインして、自分で組み立てよう!
San Mateo Artist’s Studioの3DモデルがPhysical Design Co.のサイトでダウンロードできる。

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