LittleBitsとその磁石でくっつくわかりやすい電子部品は、子どもとその親たちばかりでなく、ブレッドボードを見ただけでも尻込みしてしまう人たちの間で大ヒットしていることは、ご承知のとおり。教育市場での足場をより固いものにするために、littleBits は、3年生から8年生向けの新しいSTEAM Student Setを発表した。おそらく、そのことよりも重要なものとして、littleBitsは、教師向けにそのキットを使った授業のためのカリキュラムのセット、STEAM PDも開発した。
キットの価格は299ドル（教育関係者の場合は5パーセント割り引き）。3月中に予約を受けつけ、4月に出荷となる。ひとつのキットには、4人の生徒が協力して使えるだけの材料が入っている。下の写真はそのパーツのリストだ。
私はこのキットの対象者ではないけれど、子どもたちがエレクトロニクスの世界を探検し始めて、すぐに成功体験ができるように、littleBitsがキットの内容と解説書を上手にまとめてくれたことを感謝したい。また、自動車、アートボット、投石機といったプロジェクトも本当に楽しい。いろいろな方向に興味が異なる子どもたちも、このキットに夢中になるだろうことが想像できる。
詳しくは、littlebits.ccをどうぞ。
訳者から：STEAMとは Science、Technology、Engeneering、Art、Mathematicsの頭字語。つまり理系技術系教育にアートをくっつけたもの。今アメリカでは、さかんに子どもたちのSTEAM教育の重要性が叫ばれています。
[原文]
