n_ryotaさんのUnicessingを使うと、Unity上でProcessingライクなプログラミングが可能となる。上の動画はOculus Riftで見たときの映像をキャプチャしたもの。HTC Viveなど、他のVR用ヘッドマウントディスプレイ上での動作も確認済みとのこと。Unityのアセットとして提供されている。
Unityで四角や丸などの図形を手軽に描くライブラリ(アセット)一式です。Processingに似た簡単なAPIを使い、内部的にDrawMesh()で描くのが特徴です。使い方は簡単、UGraphicsを継承したスクリプトをオブジェクトに貼り付け、Setup()で初期化、Draw()で図形を描く感じです。Unityの座標系です。Unityのコードもそのまま共存して使えます。言語はC#です。サンプルを参考にして、短いコードで動的な図形描画(ジェネラティブアート)を楽しみましょう。
サンプルコードを一部抜粋したのが下記のコード。たしかに、なじみ深いProcessingの香りがする。
using UnityEngin using System.Collections; using Unicessing; public class UnicessingPrimitives : UGraphics { protected override void Setup () { } protected override void Draw () { drawLinePoints(); } void drawLinePoints() { stroke(0, 255, 255); line(-10, 0, mouseX, mouseY); for (int i = 0; i < 255; i+=3) { stroke(255, i, i); point(-10 + i * 0.05f, 10 - i * 0.02f); } } }
VR系のプロトタイプを作るときの選択肢のひとつとして良さそうだ。アセットストアより、12ドルで入手できる。
Unity Asset Store – Unicessing