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2017.06.05

Tinkercadがレゴへの書き出しや電子回路の埋め込み機能を発表

Text by Mike Senese
Translated by kanai

ウェブベースのCADプログラム、Tinkercadは、コンピューター支援デザイン(CAD)の基礎を学ぼうとする初心者にとって、最適な入門プログラムになっているが、この基礎的なプログラムが、もうちょっとパワフルになる新機能が発表された。エレクトロニクスとの統合や、レゴへの書き出しなど、いろいろなことが可能になる。

この発表は、Maker Faire Bay Areaで行われた。特に教育者や一般ユーザーに向けた機能として、ツールバーのカスタマイズが可能になったことがある。複雑なモデルも素早く呼び出せるようになり、いろいろな形で再利用ができるようになった。また、2種類の電子回路の埋め込み機能が追加された。プロジェクトに光を与えるLEDスローウィー(LED Throwie)と、振動を起こすビブロボット(Vibro-Bot)のオプションだ。これらを使うと、モデルにその電子回路を埋め込むための空間が作られる。モデルを3Dプリントする際に(Tinkercadでは、すでに3Dプリンター用のファイルを出力するためのシンプルな書き出し機能がある)、電池、LED、モーターを収める場所が自動的に作られるのだ。これによって、デザインに命が吹き込まれる。

Autodeskに所属する彼らは、Fusionへの書き出し機能によってFusionソフトウェアとの統合を進め、TinkercadのデザインにFusionの高度なツールで洗練させること(面取りやレンダリングなど)が可能になるとも発表した。さらに、レゴへの書き出しツールも加わるという。

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原文