Electronics

2018.01.11

「Google AIY Voice Kit」でAlexaのプロトタイプを作る

Text by Takumi Funada

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Raspberry Pi3を「AIスピーカー」に変身させるキット「Google AIY Voice Kit」が去年の暮れごろから秋葉原や日本橋でも買えるようになってきました。正月休みに作ってみた人も多いと思います。ハンダづけ不要の試しやすいキットですね。

このキットはGoogleのAPIを活用してボイスインタフェイスやアシスタント機能を試すためのものです。MagPiの編集による付属マニュアルには、Google Cloud PlatformやAssistant SDKを使うサンプルが紹介されています。

ただし、キットに付属する拡張基板(Voice HAT)には汎用性があって、要はマイク、スピーカ、スイッチなどをRasPiに接続するためのシンプルなインタフェイスなんです。つまり、ソフトウェア次第でいろんな使い方ができちゃう。

それで、みんなどんな使い方をしているのかなと調べていて一番驚いたプロジェクトを紹介しましょう。

「Google AIY Voice Kit」でAlexaのプロトタイプを作ってみる (Classmethod, Inc.)

「え?」という感じですよね。そういうこともできちゃう。動画をみるとたしかにAlexaがお話ししてます。

記事は、キットの説明から始まって、Raspbianのインストール、ハードウェアの組み立て、デバイスドライバの導入、そしてAlexa Voice Serviceの使い方までがステップバイステップで説明されています。付属マニュアルは英語なので、こちらのほうがわかりやすいと感じるかも。

RasPiとVoice HATのようなサウンドインタフェイスがあれば、ソフトウェア次第でいろんな「AI」を試すことができるということですね。2018年はこの分野がさらに身近になりそうです。

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