CES 2016にて、Lego EducationはWedo 2.0を発表した。これは、レゴ、ソフトウエア、実体を扱うプロジェクトを合体させて、小学生2年生から4年生の子どもに科学と技術を教えるという教育プログラムだ。これにはいろいろな新しい試みがあるが、なかでも目を引くのは、多くのプラットフォームとの互換性があり、ロボットにはUSBからBLEまでが接続でき、資料作りや公開のためのツールも用意されているという点だ。
Wedoプログラムは、ハードウェアとソフトウェアを結合させて、子どもたちに40時間以上の作業を通した学習を行わせる。ソフトウェアは、ドラッグ・アンド・ドロップで使えるインターフェースで、プログラミングの概念の基礎を教えるようになっている。子どもたちはレゴでロボットを作り、Wedo 2.0プログラミングアプリにBluetoothで接続してコントロールする。たとえば、Mini Miloでは、子どもたちにプログラム可能なスペースローバーを作らせ、スペースローバーとその役割について学ばせている。
Wedo 2.0は学校にライセンスされる。レゴでは、子どもたちの好奇心に火が点き、科学と技術に興味を持ってもらえればと考えている。
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