Kids

2016.10.28

「Scratch Conference 2016」を終えて — Scratch 3.0、日本のアクティブ・ラーニングの進め方:阿部和広さんインタビュー(後編)

青山学院大学客員教授の阿部和広氏へのインタビューの後半は、「Scratch@MIT Conference 2016」で公開された次世代Scratch(Scratch 3.0)の概要と、6月から一般販売を開始した教育用レゴ「WeDo 2.0」について話を聞いた。新しい教材や教員向けサービス、多彩なデバイスへの対応など、学習環境が整備されていくなか、子どもたちが自ら作って学ぶために留意すべき点とは。

Kids

2016.10.28

「Scratch Conference 2016」を終えて — パパート氏の構築主義は世界中へ浸透している:阿部和広さんインタビュー(前編)

2016年8月4~6日、教育用プログラミング環境Scratchの国際会議「Scratch@MIT Conference 2016」が米ボストンのMITメディアラボで開催された。本イベントに参加された青山学院大学客員教授の阿部和広さんに、Scratchの現在と未来、日本におけるプログラミング教育の課題について、話を聞いた。(構成:松下典子、Scratch@MIT Conference 2016の写真提供:阿部和広さん)後編はこちら

メディアラボにおけるScratch Conferenceの開催は2年に1度で、世界最大規模のものとなる。

Kids

2016.07.30

「Maker Classroom」では、ナイフから3Dモデリングまで幅広いワークショップを開催。歴代「○年の科学」の付録の展示も[Maker Faire Tokyo 2016はここが楽しい!]

アメリカのMaker Faireでは、「Education Day」を設けて学校単位での団体来場を受け入れるなど、子どもたちにモノづくりへの興味をもってもらうための取り組みに力を入れている。Maker Faire Tokyoにも年々、家族連れや学生の来場者が増えており、昨年の開催では、夏休みの工作のためにワークショップに参加した小学生も多かったようだ。そこで、Maker Faire Tokyo 2016では、東京開催では初の試みとして、教育に興味を持つ人のためのスペース「Maker Classroom」を設置している。

Science

2016.05.09

本当に動くレゴの粒子加速器

JK BrickworksのJasonがまたやってくれた。今度はLBC(大型ブリック型粒子加速器)。レゴのサッカーボールを時速12キロまで加速できる、レゴの粒子加速器だ。

Jasonはこう解説している。

この実際に動く粒子加速器は、単純に回転する車を使ってレゴのボールを加速し、リングの中を走らせています。本物の粒子加速器とは加速の原理がまるで違いますが、コンセプトを示すにはいい方法だと思います。言うまでもなく、これは楽しく遊べます。複数のボールを同時に入れたり、障害物を置いてボールを衝突させたりできます。

Kids

2016.03.15

「WeDo 2.0」体験編:小学校3年生がブロックとプログラミングで「力」を学ぶ

「WeDo 2.0」紹介編はこちら。

筆者の小3の姪は、レゴブロックで建物や乗り物をつくり、ままごと感覚で遊んでいるが、勉強という感覚はまったくない。ロボットを組み立てて動かすことが、どのように理科の知識に結び付くのだろうか。カリキュラムパックを使って、いくつかのプロジェクトを試してみた。

科学探索機マイロをつくるプロジェクトに挑戦

姪は、もともとレゴ好きのため、食いつきは抜群だ。すぐにケースを開けてパーツを取り出そうとするので、あわてて制止した。WeDo 2.0ではソフトウェアと一緒に使う。

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2016.03.15

「WeDo 2.0」紹介編:小学校の理科の授業との親和性を強化、教職者向けガイドも充実

レゴ エデュケーションは小学生向けブロック教材「WeDo 2.0」を2016年4月1日より発売する。小学校の理科の授業に合わせたカリキュラム構成で、レゴブロックでロボットを組み立て、動かしながら、モノづくりとプログラミング、身近な理科を楽しく学べる教材だ。今回は販売代理店の株式会社アフレルから機材貸出の協力を得て、レビューを行った。

「WeDo 2.0」では、前バージョン「WeDo」のモノづくりとプログラミングを楽しみながら学ぶという要素に加え、小学校の理科の授業との親和性を強化。

Kids

2016.02.24

完璧な紙飛行機を折って飛ばすレゴのマシンを見よ

マスター・レゴビルダーであるArthur Sacekの最新作は、全自動紙飛行機工場だ。紙飛行機を折るだけでなく、飛ばすこともできる。

どこから見ても素晴らしい作品だが、紙飛行機を折ったり飛ばしたりするレゴの装置は、これまでにもあった。電子部品の販売業者、Arrowから製作を依頼された今回の作品は、そのビデオがYouTubeチャンネルで公開されている。同じチャンネルのその続編ビデオでは、作る工程も見られる。

かなり刺激的なプロジェクトだが、これが作られる工程を見てしまうと、自分にはそこまでの根気はないと思えてしまう。

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2016.01.15

レゴが子どものためのプログラム「Wedo 2.0」でコーディングとロボティクスを合体

CES 2016にて、Lego EducationはWedo 2.0を発表した。これは、レゴ、ソフトウエア、実体を扱うプロジェクトを合体させて、小学生2年生から4年生の子どもに科学と技術を教えるという教育プログラムだ。これにはいろいろな新しい試みがあるが、なかでも目を引くのは、多くのプラットフォームとの互換性があり、ロボットにはUSBからBLEまでが接続でき、資料作りや公開のためのツールも用意されているという点だ。

Wedoプログラムは、ハードウェアとソフトウェアを結合させて、子どもたちに40時間以上の作業を通した学習を行わせる。

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2015.03.26

LEGOで作って理解する機械式時計の仕組み

LEGOを使って振り子の等時性を示すところから始めて、テンプ式に発展し、最後はトゥールビヨンまで作ってしまう凄い動画なのでご紹介しておきます。規模と精度が違うだけで、手巻き腕時計の中とおなじメカニズムが再現されている。LEGOも作者もスゴイです。

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