みんなの友達Gareth Branwynは、ボクがEpilog Zingレーザーカッターのテストをしていると聞きつけて、4Volt Jansen Walker のパーツを切ってくれないかと依頼してきた。Garethはロボットマスターで、根っからのスチームパンクだ(Makeに掲載された彼の記事、Lost Knowledge特集を見ればわかる)。だから、アクリルじゃないだろうと踏んでいた。彼が求めていたのは、木のウォーカーだ。ボクは彼に、真鍮のボルトとナットで組み立てるよう強く勧めるつもりだ。サーボモーターじゃなくて、小さな蒸気エンジンを使ってほしい。さらに求めるなら、Arduinoじゃなくてバベッジマシンを使ってほしい。
ボクは、パーツのファイルをThingiverseからダウンロードして、Corel Drawに読み込ませた。これを、16インチ×12インチのページにわけて、レーザーカッターで出力した。約20分後(ボクはカクテルをすすりながら見てただけなんだけど)、すべてのパーツが切り出された。よく見ると、曲線の一部がうまく繋がっていない部分がある。レーザーを照射する部品のボルトが1本緩んでいたためだった。それを直したあとは、きれいに切り出すことができた。ボクは、こうしたちょっと普通じゃない作業が、デザインの有機的な本質をさらに増強させるんじゃないかと、密かに願っている。
パーツを彼に送ったら、すぐに電話して、この先の話を引き継ぐように言わなくちゃな。
これがオリジナルの刺激的で素晴らしく非日常的なJansen Walkerだ。Mr. 4Voltはこれに影響を受けた。
– John Park
訳者から:Make: Tokyo Meething 03に出展してくれた、KIMURAさんのミニ・ヤンセンも、Jansen Walkerに影響されたマシンのひとつだね。
[原文]