2010.01.20
核融合炉の検査に活躍するオモチャの汽車
プリンストン大学のNational Spherical Torus Experimentは、冬休みの間、改良のために閉鎖される。科学者や技術者たちにとっては、中性子センサーの調整ができるチャンスだ。そこで今、活躍しているのが、装置内に円形に敷かれたレールの上を、中性子を放出するカリフォリニウム252を載せて走るオモチャの汽車だ。The New York Timesの解説:
これまで、調整には固定された中性子源が使われてきたが、中性子がどのように跳ね返るかを完全に把握することができなかった。そこで、カリフォルニウムを走る汽車に載せることで、精度は10倍ほど向上した。小野博士談。
[Peteありがとう!]
[原文]