Crafts

2010.03.10

Maker Business: Jenny Hartのコラム "Crafting a Business" より

Text by kanai

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イラストはAlicia TraveriaVenuszine掲載のJenny Hartのコラム「The Many Arms of Promotion」から。
我々の仲間、Jenny Hart(オースティンのSublime Stitching)は、”Crafting a Business with Jenny Hart” というコラムを月1回、Venuszineに書いている。ここには、クラフトを仕事にしたい人のための貴重な情報がたくさん載っているので一部を抜粋しよう。
普通のアルバイトと儲かっている自営業との中間には恐ろしいほどの違いがあると思うのですが、どう切り盛りしたのですか? 同じように事業を興したいが勇気が出ないというクラフト好きの女性になにかアドバイスは?
たしかに怖かった。眠れなくなって、ずーっと不安で、普段の仕事と自分の夢の仕事の2つが無限にあるように感じられてました。今でも怖い。でも、怖いところが前とは違っています。もっと規模を大きくしたいとか、自力ではまかないきれない注文があるとか、お金を上手に使わないといけないとか、経済的な後ろ盾や、この業界のビジネスに詳しくてDIYムーブメントを理解している人を探すとか(実際、みんなぜんぜんわかってない)、できればパートナーを探すとか。事業をうまく運ぶことは、裸の王様に会うことだと感じることがよくありました。あなたの会社では、あなたが唯一の王様です。つまり、自分が裸にされた気分になるのです。
Starting a small business is all about being innovative and savvy and learning from mistakes(英語)より抜粋。
スモールビジネスでは、どんな職業アドバイザーに相談すべきですか?
どんなビジネスでも、弁護士と会計士(税理士)は必要です。でも、スモールビジネスの場合、最初はどちらもナシで行けることがあります。どんな内容の事業なのかによりますが、今すぐ会社を立ち上げたい、あるいは、著作権や商標や特許のことが気になるのなら、今すぐ弁護士に相談すべきです。小さな会社でも、契約や提携などの際には弁護士を通すのが賢明です。でも、本で勉強したり、スモールビジネスの起業支援センター(地方によっては行政が起業のための相談に乗ってくれるサービスがあります)を利用したり、メールや電話で弁護士に細かい相談をすることで乗り切ることも可能です。もしあなたが私たちと同じように、パートナーシップ (アメリカではLLP:有限責任事業組合) でスタートしたいなら、会計士よりも料金の安い記帳代行を使うといいでしょう。しかし、正式な会社にしたときは、会計士が必要です。
Knowing how and when to hire a good adviser(英語)より。

彼女のコラムはここで読めます。

Maker Business その他の記事:

Marketより:
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Ultimate Embroidery Kit$30.00
刺繍を習ったことのない人のための、針も糸も触ったことがない人でも簡単に始められる究極の刺繍キットです。ユニークで質の高い刺繍道具と材料が、素敵なパッケージに収まっています。このセットがあれば、何百もの作品を作ることができます。さらに、このキットはテキサス州オースティンで、丁寧に手作業で作られてます。
訳者から:アメリカも日本も、スモールビジネスを始めるときの不安感は一緒だね。でも、会社法なんかがちょいと違う。記帳代行業者は、あくまで帳簿を付けてくれるだけで、税務関係の書類を作れるのは税理士だけ。だから、小規模な会社を作るときは、会社設立から信頼できる税理士さんに相談しながらやっていくのが無難だね。
– Gareth Branwyn
原文