作って、創って、造って、ハックして、発明して、そして学ぶ。makerたちと発見して、教え合って、つながり合おう。
Make: Projects は、Makerのための生きた図書館、つまり、Make Magazineが主催するハウツーのコミュニティです。このどんどん成長するプロジェクトの”料理本”を見て何かを作るのもよし、既存のプロジェクトをいじくって改良版を作るもよし、ステップ・バイ・ステップの作り方を公開してもよし、新しいアイデアやテクニックを盗むのもよし、とにかくなんでも作り方を学ぶのもよし。しかもこれはWikiだから、すべてがハック可能。さあ、みんなもMakerコミュニティの知識の集大成作りに参加しよう!
Make本誌と同様、Make: Projectsでも、大小さまざまなあらゆる分野のクールなDIYプロジェクトを見ることができます。作って楽しいだけじゃない。ここは、たくさんの人たちの経験から生まれた物作りのスキルや知識を吸収できる場所でもあるのです。こうしたコンテンツをインターネットで共有することで、もっと多くの、あらゆる年代の、さまざまな経歴の人たちが物作りを学び楽しむことができるというわけです。
Make: ProjectsはDIYプロジェクトのためにデザインされたWikiです。Wikipediaでお馴染みの「Wiki」は、有用な情報を中心に、みんなで協力して情報を広げていくことができます。Make: Projectsも、物作りを愛する人たちが共同で作る情報の集積場です。使用する工具や材料の一覧表を含むステップ・バイ・ステップの作り方のように、見た目にも美しく、きちんと編集された画面で、プロジェクトをより高度な形で紹介できます。作り方の解説付きのプロジェクトを誰もが作れるようになります(または、専用のデザインなしのWikiページにすることも可能)。
Make: Projectsの最大の利点は、どのプロジェクトに対しても、誰でもが編集を加えることができるところ。ただし、誰でも編集できるかわりに、本当に有意義な編集だけが公開されます。この評価は、その人の、システム内での長期にわたる評判によって決められます。Make: Projectsへの貢献度が高い人へはバッジが贈られます。
最高のDIYコンテンツをお届けするために、Make: Projectsには審査があります。これは、他人の作品の安易なコピーで埋め尽くされないようにするための対策です。そのため私たちは、既存のプロジェクトの一部分をいじっただけの焼き直しではなく、より発展的な改良版をみんなで協力して作っていける環境を期待しています。
ハウツーもののプロジェクトは、なにが素晴らしいって、永遠に色あせないことです。いつまでも価値がある。私たちは、初期のMakeに掲載されたプロジェクトを再びここに紹介できること、そしてそれらには最新号に掲載されているプロジェクトとまったく見劣りしない内容であることを嬉しく思っています。また、すでに掲載済みのプロジェクトでも、新しい視点や技術によって発展させることが可能です。つまり、プロジェクトの解説記事でも、訂正したり、調整したり、ハックしたりが可能なのです。
Make: ProjectsのプラットフォームはMakerコミュニティのエネルギーと専門知識を反映させるために、オープンに作られています。あなたのアイデアや知識や情熱を、ここに分け与えてください。あなた独自の技術やプロジェクトを提供してください。あなたもそうやって学んできたように、多くの人がそれを見て、あなたから学ぶことができます。このリソースを提供することで、私たちは、物作りを愛する人たちのコミュニティーを大きく成長させたいと願っています。
Make: Projects のプラットフォーム
Make: Projects のプラットフォームは iFixit.com が開発しました。iFixitは、専用にデザインされたWikiを使い、インタラクティブなDIY修理マニュアルを作っています。私たちは彼らとパートナーシップを結び、インタラクティブなDIYプロジェクトのガイドを作りました。KyleとLukeそれに、iFixitチームのみんなの構想力と専門的な技術力のおかげです。
プラットフォームはまだ開発中ですが、これをどう調整していくか、みなさんの意見をお待ちしてます。今は、Make: ProjectsとiFixit、もしかして他のサイトとも共有できるパーツデータベースを作ろうと考えています。まだまだいろいろ出てくるので、どうかご期待ください。
Make: Projectsに提供されてた情報は、すべてがクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスで公開されることになることをご了承ください。
Solar Xylophone、$30 Micro Forge、Solarroller BEAM Race Carなどがすでに見られます(英語)。
– Dale Dougherty
日本語版編集から:現時点では英語でのサービス提供になります。ご了承くださいませ。ただ、日本語版に掲載されたプロジェクトも多数掲載されていますので、もしよかったらご覧ください。
[原文]