Science

2012.07.02

ArduSat – 自家製人工衛星の時代はもうすぐそこ

Text by kanai


子供のころ、私はいつも星空を見上げて、どうやったら宇宙に行けるのかを考えていた。私が生きているうちに実現してほしいものだが、今は、自家製人工衛星で我慢しよう。「すべての人に安価な宇宙探査を提供する!」という目標を掲げたNanosatisfiは、ArduSatを完成させてその実現に一歩近づいた。ArduSatはArduinoを頭脳に持つ一辺10cm、重さ1kgの立方体の衛星だ。わかりやすく言えば、食パン1斤を半分にした程度の大きさ。小さいけど、Myspectralのオープンソース分光計、慣性測定ユニット、磁気探知機など、25個ものセンサが標準装備されている。カメラを内蔵して写真を撮影したり、メッセージを地球に送信したりもできる。自分だけの宇宙実験も可能だ。宇宙を飛行中のArduSatにコードを送ることもできるので、可能性は無限に広がる。
技術的な詳細は、彼らのYouTubeチャンネルをチェックしてほしい。彼らのプロジェクトをKickstarterでサポートすることもできる。
– Tyler Moskowite
原文