2015.05.25
Pebble Smartstrap初公開
SeeedStudio XadowベースのPebble Time用Smartstrap
オリジナルのPebbleも含めて4台持っているけど、私はスマートウォッチには懐疑的だ。しかし、新しいPebble Timeにはスマートストラップが付くというPebbleの発表にはちょっと惹かれる。
Smartstrapは非常にオープンで、Pebbleの既存のエコシステムに自作のハードウェアを接続できる。そのため、Smartstrapは、あらゆるカテゴリーのデバイスとの接続を可能にするパワフルな仕組みとなる。
最初にSmartstrapを採り入れたのはSeeedstudioだ。SeeedStudioが発表したXadowコネクターは、Xadow Main Boardと対話できるようになり、Aduino互換でもある。One-wireシリアルプロトコルを使ってSmartstrapインターフェイス経由でPebbleと通信することができる。しかしMaker Faireまでは、実際のハードウェアは公開されてこなかった。
私たちは、Thomas Sarlandie(Pebbleの開発者でエバンジェリスト)に、新しいPebble Timeと、それでコントロールするSumo Botsについて話を聞いた。SeeedStudioのSmartstrapも初めて見ることができた。
自分のSmartstrapを作るのは、とても簡単そうだ。Pebbleはストラップの機械的な詳細と、自作のための作り方を公開している。唯一、市販されていない部品はアダプターだが、STPとSTLが公開されているので、自分でプリントできるようになっている。また、アダプターは Shapewaysにアップされている。
簡単な推奨回路も提供されている。ツェナーダイオードで静電放電保護を行うシングルバッファー/ドライバー電圧レベルコンバターを使ったものだ。ノーマルのRX/TXシリアル接続を行うためには、SmartstrapにArduinoを使う必要がある。
もちろん、独自のSmartstrapを作ってもいい。Pebbleデバイス用のSmartstrapプロジェクトの開発と商品化のためのPebbleの100万ドル基金も準備されている。
[原文]