2014.09.19
Intel Edisonを箱から出す
サンフランシスコのモスコーンセンターでは Intel Developer Forumが開かれた。キックオフでは、IntelがEdisonに大きな期待をかけていることが感じられた。これは、Linuxベースのシステム・オン・モジュールの新シリーズだ。今年の1月のCESで発表されたのが初お目見えだった。ボード本体はとても小さく、切手よりも一回り大きいぐらいだが、スペックには目を見張るものがある。デュアルコア、デュアルスレッドの500MHz Atomプロセッサー、100MHzで駆動する32ビットQuarkプロセッサといった具合だ。1GBのRAM、4GBのオンボードフラッシュメモリー(eMMC)、WiFi、Bluetoothを搭載し、GPIOは40本ある。
このうんと小さなGPIOピンへの接続は、ブレークアウトボードを使わないと難しい。Intelでは、Arduinoと同じピン配列のボードと、高い技術を持つハードウェア開発者向けに小型のボードを用意している。我らが友人のSparkfun Electronicsでは、ブレークアウトボードのラインナップを発表した。その中には、Raspberry Piとピン配列を同じにしたものもある。
ラッキーなことに、私たちはボードを何台か入手できた。詳しいレビュー記事をお届けするまでの間、上の箱から出すところのビデオを見ていてほしい。Edison本体とArduino互換ブレークアウトボードが見られるほか、これに相当するボードであるRaspberry PiのComputer Moduleとのサイズの比較も行っている。
自分でも試してみたいという方は、Makershedでお求めください!
– Matt Richardson
[原文]