2017.12.08
米TechShopで新オーナーが再開を検討
英語版編集者より:前TechShop(米国)のCEO、Dan WoodsがTechShopコミュニティに送ったメッセージを「Make:」のウェブサイトでも発表して欲しいと編集部に転送してくれた。
同志のみなさん
いいニュースをお伝えできることになりました。
TechShop, Inc.は、サードパーティーに資産のすべてを引き渡すことに同意しました。新しいTechShop 2.0, LLC(有限会社)は、できるだけ早く、できるだけ多くの店舗を再開したいと考えています。会社の資産を引き継ぐ新オーナーは、Dan RasureとBill Lloyd(ミネアポリスのBHLサービスのオーナー)です。
11月17日、連邦破産法第7章を申請しようとしていた数時間前、Rasure氏から会社を引き受けたいとの申し出がありました。彼の誠実さ、ビジネスの洞察力もさるものながら、TechShopの店舗をすぐにでも再開し、役員と元従業員の一部を呼び戻したいという気持ちに打たれ、11日間、休まずに交渉しました。その結果、Rasure氏とLloyd氏は、新生TechShopを開くことに同意してくれました。
この交渉の目標は、コミュニティと会員に対するサービスを再開し、できるだけ多くの元従業員を呼び戻し、より持続性の高い運営を会員にもたらすことにありました。
TechShopの取締役も役員も、この契約に関して、株式、現金、補償などを含めて1ドルも受け取ることはありません。
TechShop 2.0の店舗と会員権の再開のスケジュールは、まもなく決定する予定です。決まり次第お知らせします。TechShop 2.0は、各店舗の会員と協力して、店舗から私物を撤収されたい方のお手伝いをいたします。
trustee.techshop@gmail.comにメールをくださったすべての方には、アカウントにアクセスし、できるだけ早くお返事をいたします。しばらくは、TechShop.comまたは@techshopにて再開の進捗をお確かめください。
TechShop閉店のお知らせは、私の職歴の中でもっとも辛いものでした。しかし、新しい道に巡り会えたことで、私たちは、TechShop 2.0の実現のために、Dan Rasureと人道的に許される範囲で、あらゆる協力を行っています。
親愛なるみなさまへ
Dan
「TechShop, Inc.は、会社をTechShop 2.0, LCCに譲渡することに同意いたしました。新しいオーナーは、メイカースペースの再開と存続の道を探っています。TechShop 2.0のスタッフは会員と協力して、私物の撤収をお手伝いいたします。スケジュール、会員権、雇用に関する詳細は、数日内にお知らせします」
[原文]