2018.07.31
Maker Faire Tokyo 2018の見どころ #6|実際にできあがっているかは当日のお楽しみ! 出展申し込み時に未完成だがユニークなアイデアのものたち
Maker Faire Tokyo 2018の開催まで1週間を切った。出展者の多くは最後の追い込みに入っているだろう。ここでは出展応募時に未完成だったり、プロトタイプを出展する中から興味深いものをセレクトした。これらは今回初めて出展される作品ばかりである。コンセプトイラストが当日どのように実現されているか、現地で確かめてみよう。
東海大学の工学部とデザイン学部の学生のグループ「F-Lab Tokai」は「ATAD」という名前の傘のプロトタイプを出展。開いた傘の内側に、スマートフォンと連携した小型のプロジェクターで目的地や地域情報を投影する。
「Azb.Studio」が出展するのはその名も「エクスカリバー傘」。雨が降っていなければ抜くことができない傘である。雨が降ると光がともり、さやから傘を引き抜けるようになる。「聖剣を抜く勇者のような高揚感を与え、憂鬱な雨の日の外出を未知の冒険へと様変わりさせてくれます」とのこと。
「あざらし」は「ダーツ自由形評価システム」を出展する。ダーツを投げる人の動作や指の動きをカメラやセンサ入りグローブで読み取り、その場でデータ解析してダーツの技能を評価する。ブログにはデータ取得のためにダーツを何度も投げている様子が上げられている。
プロダクトデザインを学んでいる大学院生の「tanpopo project」が初めての電子工作で出展するのは、タンポポの綿毛を吹き飛ばす動作をもとにしたインスタレーション。「tanpopo」に息を吹きかけると音が出たり光ったりする。Twitterを見ると現在まさに製作中の様子であった。
Maker Faire Tokyo 2018のお得な前売券は、ローソンチケットとイープラスにて好評発売中(前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料。なお当日券は大人 1,500円、18歳以下 700円)。お得な前売券をご購入いただいた方には、毎年楽しみにしている方もいるオリジナルステッカーもプレゼント!