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2020.01.10

東北初の「Sendai Micro Maker Faire 2020」は、いよいよ1月25日(土)開催! 30組の出展者情報を公開します!

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東北そして “世界初” のMicro Maker Faireが、いよいよ開催されます。東北各地から集まった30組の出展者をここでご紹介。なお、当日ご来場の上、アンケートにお答えいただいた方には、Sendai Micro Maker Faireオリジナルの “マイクロな” ステッカーをプレゼント(デザインは下を参照ください)。東北地方の皆さん、そして今後も各地で開催を計画している、新しい試みであるMicro Maker Faireにご興味のある他の地域の方(で来場にご無理のない方)と会場でお会いできるのを楽しみにしています!

■イベント概要

・名称:Sendai Micro Maker Faire 2020
・日時:2020年1月25日(土):12:00-17:00
・会場:協同組合仙台卸商センター 産業見本市会館 サンフェスタ 301
 宮城県仙台市若林区卸町2丁目15-2(地下鉄東西線 卸町駅から徒歩9分)
 アクセス:http://www.sunfesta.or.jp/sunfesta/traffic/
・主催:オライリー・ジャパン
・共催:FabLabSENDAI – FLATmake道場
・入場無料
・ハッシュタグ:#SendaiMMF
・問い合わせ先:info@makejapan.org

※ご来場してアンケートにお答えいただいた方、先着300名様にSendai Micro Maker Faireのステッカーをプレゼント!


ステッカーデザイン

Sendai Mini Maker Faireを共催するmake道場の田中さんが、他地域から来場される方向けに、仙台の見どころをまとめてくださいました。ぜひご利用ください!

せっかくSendai micro Maker Faireに行くなら、その足で仙台各所を巡ろう! | make道場

■出展者情報(50音順)


0TechWorks|マイコン内蔵OLEDディスプレイ-Digi naFuda-
ブレッドボードに刺して使える300milの極小Arduino互換機(10.16mm×37.0mm)。イベントで大活躍! デジタルな名札として使えるマイコン内蔵OLEDディスプレイ。その他、電子工作グッズ(オリジナルポゴピンケーブル、7&14セグメントディスプレーなど)。また、製造に使用している自作ステンシルプリンターの展示解説。電子部品を使用した光るキーホルダー、アクセサリーの展示。


Corona Lab.|アドランティウス -炎を司りしその手、今開放の刻-
能力(チカラ)…。持て余してるんじゃない? 私には見える、あなたの火を宿したその手が。そう、力を貸してほしいの。戦いが起こっているのは地上だけではない、宇宙でも起きている。今、LeapMotionがあなたの手に眠る「炎」の魂を開放し共に戦ってほしい。ここで待ってる。※非接触デバイスを体験する実験コンテンツです。


FabLab SENDAI – FLAT|From The Earth
母なる大地からの恵み。ひとつひとつ対話をしながら、丁寧に包みました。


Make: Japan|MAKEシリーズの書籍販売
MAKEシリーズの書籍や一部のグッズ販売など行います。

make道場|フルダンボール製ドライブシミュレーター
ほぼ人の視野角、左右180度、上下130度をカバーすることで、高い没入感を提供する段ボール製の本格ドライブシミュレーターです。ドーム型スクリーンと、4Kプロジェクタと超広角レンズにカスタムレンズアダプタ、そしてNintendo Laboのドライブキットを組み込んだパソコン不要のシミュレーターです。もちろん組み合わせを変えれば、フライトシミュレーターや潜水艦シミュレーターに即チェンジして遊べます。


PCN仙台|子どもたちがつくった電子工作作品の展示
PCN(プログラミングクラブネットワーク)は、「すべての子供たちにプログラミングを!」をいう趣旨で全国に点在する任意団体です。PCN仙台では主に、マイコン「IchigoJam」を使い、宮城県内の小中学生向けに電子工作ワークショップやプログラミング教室などを行っています。2019年10月に仙台高等専門学校と共催で、宮城県内初の子供向けプログラミングコンテスト「みやぎプロコン」を開催いたしました。


teamweeduck|田んぼ用除草ロボット
農家が水陸両用ロボットを開発しました。水田の中で濁った水を作り雑草の光合成を遮断することが特徴です。水陸両用により田んぼの中を自由に走り回れるよう工夫しました。

Tomoaki Hayasaka|ひねくれる手持ち式力覚提示付きステアリングコントローラ
レースシミュレータをゲームパッドでプレイしたことはありますよね? ではお分かりでしょう。
– 小さくて軽くて固定不要。ゲームパッドと同様に手で持って操作。準備も片付けも簡単
– ひねってステア入力。微妙な操作ができるのでオーバルレースにも対応できる
– ひねくれるフォースフィードバック有り。車体の向きと進行方向の差や、アクセルオンでグリップが失われる感覚が分かる
なコントローラを作っています。

UniQ WORKS|JUNK WOOD
一般的な木材を特殊なプリンターで直接プリントして、ヴィンテージの古材のような質感と色合いにカスタム、様々なデザインの木材を作成します。最大サイズは、2×4材が全面に印刷可能で6フィート(1830mm)の長物まで対応。壁や看板、木工品など、木材を使用した様々なアイテムに、木の質感を損なうことなくオリジナルのデザインを印刷できます。

W&T|サーモグラフィーでおうちクラウド
Maker Faire Tokyo 2018:赤外線カメラを利用したじゃんけんゲーム+サーモグラフィーステレオカメラの展示。Maker Faire Kyoto 2019:JETSONシリーズと、Raspbery Piを利用した赤外線画像認識+ゲームで子供にも楽しめる展示。やっと地元仙台で開催される「Sendai Micro Maker Faire 2020」では、更にAIを強化して、iPhone11と解像度の高いBOSONを使った今までにない、AI無線サーモグラフィーカメラをお見せできると思います。


Walnutyu|Walnutyu -透かしてみる・焼いてみる-
透明な人工物と自然界が生み出した物。全く異なる素材を扱う2人が手を取り合った。異素材を融合させた作品、また2人の過去作品、透明素材や木、本革などを使用したアクセサリーなどを展示する。透かしてみる魅力、焼いてみる魅力。それぞれが素材と向き合ってきたことで発見した魅力を、作品を「見る」ことで知ってもらいたい。

荒浜のめぐみキッチン|荒浜のめぐみを活用したものづくり
津波被災地でもある仙台・荒浜のめぐみを活用した、竹の展示台・鳥かご・望遠鏡、藍染クラフト、廃材から作る薪小屋、音楽、丸い田んぼ作りや舞台作りといった、様々なハンドクラフトとコミュニティの醸成は、農家・建築家・デザイナー・プレイリーダー・料理研究家・映像クリエイター・フォトグラファーなどなど、多種多様なスキルを持った仲間と一緒に、この土地に足をつけ刺激を受け合いながら生みだされたものです。


いわきラズベリーパイクラブ|ラズベリーパイゼロによるNゲージ鉄道模型の自動運転
Raspberry Pi Zeroを応用して、Nゲージ鉄道模型3台を制御し、3台の列車の交互追い抜き走行、および3台の列車の同時走行の自動運転を行います。列車は機関車トーマス、ジェームス、パーシーの3台セットまたは他の車輛セットを走行します。踏切警告音、汽笛音、列車走行音をスピーカーから再現します。踏切バーの開閉、踏切警告灯の点滅・消灯を行います。プログラムはScratchで作成し、運転状況をモニターします。


キノコロTシャツ|紙に何かを書くようにTシャツ
十数年前から布専用の染料を使い、手描きでTシャツにオリジナルの絵やグラフィックを描いています。手前味噌ですが、僕の知るかぎり、個人作家さんも含めほとんどのTシャツは印刷機などで刷られた作品でほぼ手描きはないと思います。ですから、作品を見ていただくことはもとより、拙くはありますが、自分の手描きTシャツ作成の経験と描く喜びを、会場で関心のある方にお伝えできることを何より楽しみにしています。

こばやし製作所|こんなおもちゃ欲しいけど売ってなかったから作ったシリーズ
こんなおもちゃ欲しいけど売ってなかったから作ったシリーズ。
1.プラレール回転寿司:家で回転寿司したいと思って見つけたプラレール回転寿司を3Dプリンタの力を借りてやってみました。
2.iPhoneホルダー:iPhoneのスベスベ感を損なわず、且つ指から滑り落ちないを求めたひとつの解です。その他、数点
助産院の先生と作ったシリーズ、NCPR(新生児蘇生法)のトレーニング機器の開発をしました。


スクラップお兄さん
石巻を拠点に活動しているユーチューバー 。ダンボールとスクラップで作ったスクラップマシーン(現在2号機)を使い、子どもたちにものづくりの楽しさと誰でもユーチューバー になれるということを体現するため、体当たりでスタートしたのが、スクラップお兄さんです。当日までには、スクラップマシーン3号機完成を目指して日々、葛藤しております。


孫田勝弘|立体紙文字(ノーカット)
1枚の紙を切れ目なしで、文字や道具を作ります。コンピューターの必要がなく、方眼紙で設計図面を作成して、定規、ボールペン、ボンドなど、身近な道具で文字を製作するスタイルです。1枚の紙で漢字を作ったことからメディアにも何度か取り上げていただきました。設計から完成までを紙で体験できるので、設計のスキルアップやイメージトレーニング、作品価値の考え方として提案したいと思っています。


田畑育実|心拍に着目したインスタレーションの制作
心臓は生命の維持装置として常に人の体で動き続いています。しかし、人々は心臓が動いていることをあまり意識していません。また、心拍のスピードや強さは年齢や状況によって個人差が生じていることにも気づいていないです。そこで、常に無意識に動いている心臓を意識させ、自身の心拍と他人の心拍の同期とズレを楽しませる体験をしてもらうことを目的としたインスタレーションの制作を行いました。

つちたともひろ|メカニカル7セグメントディスプレイ
Fablab SENDAI-FLATのワークショップで制作した作品です。便利に使うための7セグ表示を無駄に回りくどく機械式で作りました。ワークショップでのルール「動力はモーター1個」で動かすために構造を工夫し、0~9を表示しています。複数並べて時計表示にします。また、“なんでもミニチュアにすれば魅力は上がる”との持論から作成した、Arduinoを1/2サイズにした「chikkoino」も展示します。


つれづれ団|ワケナイキャラクター図鑑とワークショップ
仙台市のゴミ分別推進キャラクター「ワケルくん」に対抗する無分別を推進するワケナイキャラクター図鑑を制作しました。小学生たちが雑紙を切ったり貼ったりして環境に悪影響を与えるキャラクターを考えました。彼らが中心となって制作した「ワケナイキャラクター図鑑」を販売します。当日は、新たなワケナイキャラクターをつくるワークショップも同時に開催します。


DIY STUDIO仙台|ShopBotで切り出したスツールなどの木製製品
「DIY STUDIO」はものづくりの倉庫施設です。ShopBotをはじめ、パネルソーなど大型木材加工機から、DIYに必要な小型道具や材料も取り揃えています。「作りたい」の欲望に応えるため、2020年春に倉庫をリノベーションしてリニューアルオープンを予定。

とある宮城の部品屋さんのもの部|クルマ全塗装記の紹介
普段各自が思い思いに作っているものを紹介します。
「ハリーポッター組み分け帽子LINE Bot」顔画像を送るだけで、あなたがホグワーツでどの寮に所属できるのかわかります。
「クルマ全塗装記」自分のクルマの色を塗り替えたいと思ったことはありませんか? 実際やってみた過程をポスターで紹介。
「ロボットのVR遠隔操作」VRゴーグルからかわさきロボットの操作デモンストレーションを行います。


初めての電子工作、プログラミング|プログラミングデバイスmicro:bitを使ったおもちゃ
プログラミングデバイスmicro:bitを使ったおもちゃを展示します。また、初めての方でも分かりやすい書籍も展示いたします。

ふたつぼし メイカースペース福島|メイカースペースの制作
今回は福島市でメイカースペースを準備する中でのよしなしごとを、何でこんなことを始めたのか? 何に苦労した/しているのか? どんな機材をどんな経緯で入れたのか? これから始めようという人へのアドバイスは? この先やりたいプロジェクトは? 近隣のおいしいお店は? といったふうなお題を選んでいただいて、ひとつずつこっそりお話したいと思います。興味を持たれた方、ぜひ一声かけてみてください。

分子調理学研究室@宮城大学|細胞の形の「のり巻き」を作ろう! 科学を料理でデザインする
本プロジェクトは、基礎的な科学的知識を“料理”としてデザインし、楽しみながらサイエンスへの興味を涵養することを目的とします。人は食べないと生きていけない従属栄養生物であるため、誰しも「食」には少なからず興味を抱く対象です。料理には、人の感情を揺さぶり、興味を惹きつける作用を持っています。生物学に即した細胞(動物細胞、植物細胞)の形を「のり巻き」で表現し、おいしく学べる知育寿司としていただきましょう!


マジカルコンパススクール|STEAM教育「ドローン&ロボットとダンボール工作」
プログラミングドローン「Tello EDU」と電子工作キットlittleBitsの「Droid Inventor Kit」で組み立てるR2ユニットを、ブロックプログラミングで制御してダンボールと3Dプリンタ出力のジョイントパーツで作った様々なコースをクリアしていく、STEAM教育教材パッケージを展示します。論理的思考と課題解決能力を養うので小中学生にオススメです。教材販売とノベルティ配布有り。

マダラボ|「スクエアキューブパズル」地産材でのクラフト製作の勧め
正方形から立方体を組むことのできる幾何学的な美しさが特徴のスクエアキューブパズルです。16個のパズルピースを組み合わせて正方形や立方体を組み上げるパズルですが、地産材をレーザーカッターで加工し、マグネットを内蔵した3層構造のパズルピースを製作しました。マグネットによる吸着効果により操作が容易となりました。岩手県内の木工家に地域材を使った「スクエアキューブパズル」の製作を勧めています。

松山 薫|障害者向けの低コストな意思伝達装置
脳梗塞やALSなどにより身体がほとんど動かせないだけでなく、声も出せない方がいます。そうした方がコミュニケーションを行えるように、様々な意思伝達装置が販売されていますが、数十万円~百万円以上と高価なものが多く、手が出しづらいように感じます。そこで本作では視線で文字を入力し発声できる装置を約3万円で自作しました。市販品を組み合わせて製作しているので、誰でも簡単に製作することができます。

宮城教育大学門田ロボテク
宮城教育大学門田研究室で開発しているロボット教育関係、STEM教育関係の教材の展示・実演、また参加者に体験してもらえるねじボトルやねじブロックなどの玩具、また3Dプリンタ関係などの書籍販売などを行いたいと考えています。


山形県立米沢工業高等学校専攻科|ORINASUプロジェクト
デジカメで撮影したデジタルデータを加工し、織機で製織して織物にする「写真織」技法を用いた作品を製作しています。その作品を「東北地方の多くの人に見ていただきたい」という思いから、新たな視点からの融合としてIT技術を活用した作品を展示します。「織物で製作したQRコード」、「織物で作るポスター」や、「暖簾、スカートなどへ電飾した作品」。また、「遊びとスイッチ」というテーマの作品の2本立てで展示します。