2015.07.29
開催直前! MFT2015エリア紹介[4]─ FAB(デジタルファブリケーション)
3Dプリンターやレーザーカッターなど、個人でも手が届くデジタルファブリケーションツールが登場してから数年、表面的なブームは落ち着きましたが、これらはMakerにとって欠かすことにできないツールとして定着しています。よく見る出力サンプルを超えて、デジタルファブリケーションツールを使いこなした多種多様な作品を見ることができるのも、Maker Faire Tokyoの特徴です。
羽ばたき飛行機製作工房|オリジナルデザインの羽ばたき飛行機
生き物のように羽ばたいて空を飛ぶ小型の飛行体が会場内を舞う! mbedなど旬のプラットフォームを活用した電子制御の高度化にもチャレンジ。新作をお楽しみに!(D-01-04)
ファブラボ浜松テイクスペース|オープン合鴨ロボットプロジェクト
ファブラボ浜松は、水田の広がる田園地帯に所在する。そこで、稲作をサポートするロジェクトを発足! 田んぼの草取り作業を補助するアイガモ農法のようなロボットをオープンソースで開発。(D-01-06)
めがねVRヘッドセット|めがねVRヘッドセット
3Dプリンター出力できるオープンソース型メガネ型VRヘッドセット。自前のスマホを搭載すれば、おしゃれ感覚でヘッドセットを装着してVRを楽しむことができる。(D-02-04)
Ginger Design Studio|Starter Watch
自分だけの腕時計をWeb上でデザインできるサービスを開発したユニットGinger Design Studio。実際にデザインして腕時計キットを注文できる。(D-02-07)
こえどらぐ工作部|3Dプリンタによる自動アイテム作成、ラズパイ活用術
CADなしでアイテムを作成できるシステム、無線LANを有線LANに変換する逆ルーター・BackUp NAS・モーションカメラ・ラピロの改造版などのラズパイ活用術を紹介。(D-02-05)
東京工芸大学インタラクティブメディア学科デジタルファブリケーション研究室|デジタルファブリケーション研究室の制作
レコードにレーザーカッターで傷をつけリミックスする「Vinyl hack」、テーブルサッカーをリアルタイムに試合解析しプロジェクションで彩る「Foosball Visualizer」などを展示。(K-01-03)
Fab Vehicle PJ|ミニ四駆ハックマシン、ファブビークルKit
ファブラボ北加賀屋の「動くモノ」を作るチームが、3Dプリンターやレーザーカッターで製作したボディやリンク機構に制御機構を組み合わせ、ミニ四駆のサイズで制作するマシン。(D-01-03)
NewFabrication|釘も金具も接着剤も使わない合板1枚から作るテーブル
標準規格サイズの合板910mm×1,820mm1枚をCNCカットして、ネジも釘も金具も接着剤も使わずに組み立てるテーブルを展示。(D-01-01)
RepRap Community Japan|プロトン3Dプリンター、RepRap系新型3Dプリンター
RepRapは今年も新しい3Dプリンターを発表。3D造形のみならず3Dプリンター特有の機構が見せる3Dプリンターの新しい可能性を紹介。(D-02-02)
smartDIYs|Smart Laser Mini、Smart Laser CO2、Smart CNC
組立式の小型のデスクトップレーザー加工機、CO2レーザー加工機、デスクトップCNCを展示。すべてオープンソースのマシン。(D-02-08)
ガレージ|Make it Now!
制作記録用のゴーグル型のウェアラブルデバイス。ゴーグル・筐体はすべて3Dプリンターやレーザーカッターで制作。撮影した写真は自動的にPCやSNSに同期できる。(D-01-12)
くわしい出展者情報は、「デジタルファブリケーション」カテゴリーでご覧ください。
-松下 典子
Maker Faire Tokyo 2015の前売券は、イープラス、ローソンチケットにて好評発売中(前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料)。前売券をご購入いただいた方には、当日会場にて上のデザインのオリジナルステッカーをプレゼント!