Electronics

2013.08.19

Raspberry Piで小鳥を治療

Text by kanai

pato-birdバルセロナに住む Jorge Rancéとその友人、Christinaは、足を折った小鳥を見つけ、獣医に持ち込んでギブスをはめてもらった。ギブスが外れると、パト (彼らはそう名付けた) はしばらくJorgeの家で静養することにした。残念ながら彼は家を空けることが多いので、Jorgeを見守る方法が必要だった。

「Raspberry Piが余っていたんです」とJorge。「私はLinuxとUnixシステムのシステムエンジニアなので、インターネットを通じてパトを見守るシステムをRaspberry Piで作るのは、そう難しくないだろうと考えました」

遠くからパトをモニターするために、Jorgeはウェブカメラと温度センサーと水位センサーをRaspberry Piに接続した。彼は、TwitPicの電子メールゲートウェイを使ってパトの画像を送り、気温が高すぎたり、水位が低すぎたりしたときにはJorgeに警告を出すようにした。

patoss

JorgeはPiにUSB Wifiドングルを接続し、紙の箱に収めた。これをパトのカゴの近くに置き、スクリプトを実行した。これにより彼は、彼が呼ぶところのPATOSS(Pato Surveillance System:パト観察システム)の誇り高きオーナー及び開発者となった。

– Matt Richardson

原文