Fabrication

2018.10.24

バンクシーの作品を切り刻む額縁を3Dプリントするデータが公開された

反動的で謎多き大人気のストリート・アーティスト、バンクシーが、恐らくこれまでの中でも最高の、大胆な悪戯をやらかしてくれた。オークション会場で、彼の版画作品がおよそ100万ドルで落札された直後、大勢の眼の前でその版画を切り刻んでしまったのだ。このときの様子は大ニュースとなって世界中で報道されたが、同時にそれは、会場にいた人たちの、わけのわからない恐怖と驚きの表情と相まって、非常に面白い映像作品となった。

その後、バンクシー自身が公開した断片的な情報をもとに、版画を自動的にシュレッダーにかけるメカニズムに関する論議が広がった。

Fabrication

2018.10.22

安いゴムのハンマーとCNCでハンマースタンプを作ろう

これぞまさに「どうして今まで思いつかなかったのだろう?」系のプロジェクトだ。Dustin Pennerは、安いゴムのハンマーにCNCでロゴを彫ることを考えた。彼も言っているとおり、普通のゴム印にもこの方法は使えるけど、ハンマースタンプ(スタマー)でバンと印を付けるほうがずっと楽しい。

私もずっと自分用のゴム印のデザインを考えてきたのだけど、これは思いつかなかった。CNCを持っていない人は、手で彫るか、業者にゴム印を作ってもらって、それをハンマーに貼り付けるという方法もある。

Fabrication

2018.10.12

プロパンガスのボンベで小型の鍛造炉を作る

Pask Makesとして知られるオーストラリアのMaker、Neil Paskinは、自身のYouTubeチャンネルで、新品のプロパンガスボンベと、オーストラリアのガス関連器具の専門店、GAMECOのキットを使って自宅工房用の小さな鍛造炉を作る工程を見せている。

ガス関連器具専門店のGAMECOでは、断熱材のロックウール、耐火セメントなど必要なパーツが揃う。費用はおよそ340オーストラリアドル(約2,800円)だ。アメリカでも、同様のキットがほぼ同じ金額で手に入る。

Fabrication

2018.10.10

3Dプリンター用の取り外し可能な柔らかい磁石式構築サーフェイスを試す

3Dプリンターの取り外し可能な磁石式の構築サーフェイスを使ったことがある? Makers Museで、Angus Devesonが、熱融解積層型3Dプリンター用磁石式の構築サーフェイス「Easy-Peelzy」(ちょっと苦しいネーミング)のレビューを行なっていた。Angusはこれまでも取り外し式の構築サーフェイスを愛用してきたが、これまでは硬いものばかりだった。Easy-Peelzyは柔らかいシート状で、裏側が磁石になっていて、表面はプリントがちょうどいい具合にくっつく仕組みになっている。

Fabrication

2018.10.02

あなたのメイカースペースにポジティブなMakerカルチャーを築くための6つの知恵

場所、機材、工具、寄付、資金を調達するのは、とても大変な仕事だけど、メイカースペースに必要な物資を揃えることなど、Makerカルチャーを作り上げることに比べれば、ずっと簡単だ。

物も人も人間関係も使い捨てを好む今の社会で、どうしたらMakerカルチャーを築くことができるだろうか? 私たちの今の社会は、己の知識をひけらかして、言葉を使ってほかの人たちの才能を蔑んだり、ケチをつけることを良しとしていないだろうか?

非常に難しい問題が山積みであり、みなさんの知識や努力に大いに期待したいところだが、ここにいくつか役に立つ知恵を紹介しておこう。

Fabrication

2018.09.21

ジェネレーティブデザインされたスケボー用の14万円のチタン製トラックをプロボーダーが試したら

人気のYouTubeチャンネル、Braille SkateboardingとAutodeskがコラボをして、プロスケートボーダー、Aaron Kyroとその仲間たち、それに工業デザイナーPaul Sohiが、ジェネレーティブデザインでレーザー焼結したチタン製のトラックを試すという実験を行なった。彼らが驚いたのは、そのトラックの軽さだった。通常のトラックより45パーセントも軽く、強度も驚くほど高かった。これまでは部品の損傷が激しかった4メートルのレッジからのジャンプにも耐えられる。

Fabrication

2018.09.19

Xboxのアナログスティックをハンドルに変える3Dプリント技

頭が良くて機能的な3Dプリントのアイデアを見ると、心が満たされる思いがする。この3Dプリントのメカニズムは、Xboxのコントローラーに、自動車を運転するゲーム用の小さなハンドルを追加するものだ。たしかに、市販されている本格的なハンドル型のコントローラーとは比較にならないが、アナログスティックで車を運転する人にとっては、シンプルで気の利いた改良技だ。

Thingiverseのユーザー、Pixel2は、プリント用のファイルを公開している。

Fabrication

2018.08.24

メイカースペースは大火災の灰の中から甦る

Foothills Community Workshopは、ノースカロライナ州シャーロットから車で1時間ほどのグラニットフォールズの古い工業地帯にある。最初の6年間は順調だった。会員数は安定し、作業場は最初の約186平方メートルから465平方メートルにまで広がった。賑やかな木工工房、機械工作室、化学実験室、鉄道模型のレイアウト、そしてコミュニティの人たちが気持ちよく集える施設が揃っていた。このスペースは、1万6700平方メートルの広大な織物工場のほんの一角を占めているに過ぎない。

Crafts

2018.08.20

3Dプリントで完璧な革の押し型を作る

はじめに

革細工は、紀元前3000ごろ、古代文明の人たちがカバンや衣服や靴やサンダルに革を使うようになって始まった。それから5000年。私たちも同じ目的で革を使っている。しかし、私たちの文化の中で、革を加工する技術は進化している。このプロジェクトは、3Dプリントで革の押し型を作るというものだ。Makeyの形を革に刻み込む。

デザイン工程

⦁ まずは、刻印したい完成形の模様を先にデザインした。断面が四角く、縁に丸みを付いた塊を用意し、その表面にMakeyの形の窪みを作った。

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