Kids

2014.02.13

子供のためのプログラミングワークショップ

Text by Takumi Funada

peg14

2月8日に開催されたPEG(Programming Education Gathering)のキックオフイベントを見学してきました。PEGは、Googleの後援を受けて数千台のRaspberry Piを日本中に配布し、子供たちのプログラミング体験をハードとソフトの両面からサポートするプロジェクト、と理解してますが、詳しい内容についてはFAQページを参照してください。

プログラムは3本立て。十数組のスピーカーが参加したリレー形式のトークセッション、Raspberry Piを使うハンズオン展示、そして小学生の親子を対象にしたワークショップが並行して行われました。ワークショップは4時間に及ぶ本格的なもの。Raspberry Pi、Scratch、ブレッドボードなどを組み合わせて、小学生が自分のアイデアを実装するという内容。壁際から見ていて、何度も「小学生凄い!」と思わされました。段ボール紙やアルミホイルといった身近な材料を工夫してセンサーを作り、独自のユーザーインタフェイスを実装する例が多かったです。Raspberry PiとScratchは、そういう使い方に最適ということがよく分かりました。こんなワークショップが日本中で開催される状態にするのがPEGの目標のひとつと考えていいですよね。

今後のPEGの活動については公式サイト pegpeg.jp をご覧ください。すでにいくつかのワークショップがスケジュールに載っています。「自分たちもプログラミングワークショップを開きたい」という人にとっても有用な情報が集約されつつあるようです。