2014.07.01
3Dペンの3Doodlerで作った飛行機が飛んだ
3Doodlerは3D落書きにも、ラジコン飛行機の製作にも使える
3Doodlerのことを聞いたことがある人も多いだろう。ハンドヘルドの3Dプリンターとして使えるというものだ。しかし、それで作れるものは、せいぜい、文字通り三次元の落書きぐらいなものだろうと考えている方も少なくないと思う。しかしそれは違う。本当に飛ぶラジコン飛行機も作れてしまうのだ。
骨組み、モーターマウント、操縦翼面は、すべて3Doodlerペンで作られている。翼の表面もこいつでカバーしているように見えるが、そこにはLITESPANというフィルムが貼られている。第一次世界大戦中の飛行機が木枠と布で作られていたのと同じだ。実際にどうやって作ったのかを知りたい方のために、製作過程の写真や情報がたくさん掲載されている。
この実験によって、単純な交差ブレース構造(赤いフレーム)のほうが、複雑に入り組んだ構造(黒いフレーム)よりも強いし簡単であることがわかった
これが本当に飛ぶのかどうか、まだ疑っている人は、下のビデオを見てほしい。1分30秒あたりで、なんとか飛んだ様子が見られる。完全な成功とまではいかないが、操縦できているとも言いがたいが、動力飛行をしたと認められる。
– Jeremy Cook
[原文]