2016.06.03
家庭用3DプリンターでTシャツにロゴやキャラクターを直接プリントする方法
3DのロゴをTシャツにプリントしよう! 家庭用プリンターで普通のPLAやABSなどのフィラメントを使い、Tシャツに直接3Dプリントができる。
必要なもの
標準的な3Dプリンター。標準的なPLAまたはABSフィラメント:我々は加熱ベッド付きのUltimaker 2と、加熱ベッドのないZeepro Zimを使った。
Tシャツ:コットン、ポリエステル、またはその混紡。表面に大きな装飾があるものは、エクストルーダーとぶつかってしまう。
小さなクリップ:小さなプラスティックのクリップか、小さなまち針をお勧めする。ビルドプレートを傷つけたくないし、プレートが動いたときにプリンター本体とぶつからないように、なるべく小さいクリップがいい。
3Dモデル:我々はTinkercadとThingiverseからダウンロードしたモデルを使った。
スライシング用ソフトウェア:我々はCuraを使った。
布用接着剤(あれば):Fabri-tacやJewel-itなどの柔らかい布用の接着剤。
ステップ1
モデルを選択する。サイズはプリンターの容量で決める。個々のデザインは最大で約4インチ(約10センチ)四方として、幾何学形状を並べるようなものがよい。エレメントの間に隙間のない大きなデザインは、柔軟性が得られない。
ステップ2
モデルをスライスしてgCodeに変換する。ほとんどのモデルで、インフィルは15〜30パーセントの間がよいようだ。
ステップ3
シャツの1面をビルドプレートにセットする。生地を平らに延ばし、クリップを使って生地をプレートの縁に沿って角や中央で固定する。しわが入っているとプリントがうまくいかない。ケーブルなど動くパーツやエクストルーダーがクリップと接触しないように気をつける。プリントするのはTシャツの片側だけにしておく。前と後ろはプリントできない。
ステップ4
プリントを開始する。レイヤーがいくつか重なるまで、生地がエクストルーダーで引っ張られていないかをよく見ておく。ビルドプレート上でいろいろなものを調整するときは、エクストルーダーに気をつけること。熱いので火傷をする。
ステップ6
待つ。
ステップ7
プリントができたー! ビルドプレートとノズルが冷えるのを待って、そっとTシャツを取り出す。
ステップ8
これはお好みだが、布用の接着剤で補強する。モデルはいつかTシャツから剥がれてしまう。ちょっと力を入れて剥がそうとすれば、簡単に剥がれる。そこで、しっかりくっつくように、布用接着剤を使って補強するのだ。まずはTシャツの裏側から、モデルが貼り付いている場所にたっぷりと接着剤を塗る。表側は、モデルの縁に沿って、モデルと布の境目に薄く接着剤を塗っておく。
[原文]