2014.07.01
工業用ロボットアームでライトペインティング
IRB 6440ロボットアームは、無人のクリーンルームで材料を運ぶような純粋は工業用ロボットだ。しかし、Jeff CrossmanとKevyn McPhailは、これにもっとアーティスティックなことをさせたいと考えた。彼らはロボットアームの先端にRGB LEDを取り付け、精密な人のライトペインティングをやらせたのだ。ライトペインティング、つまりカメラのシャッターを開放して、光で絵を描くというやつだ。別に新しい手法でもない。通常は人がライトを手で動かして絵を描くのだが、ロボットの場合は正確に動くので、ピクセル単位の細かい描画が可能になる。
面白いのは、光と動きが別々に制御されている点だ。動きはGrasshopperというフリーソフトでプログラムされている。光はTeensyというマイクロコントローラーで、別のコードを使って制御されている。この2つを同期させるのがとても難しい。同期ができると、すべては指示通りに動き、25分間の露光時間でじつに見事な画像が完成する。
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– Caleb Kraft
[原文]