Electronics

2014.07.30

CloudBit — インターネット対応デバイスが簡単に作れるlittleBitsの新モジュールと3つの楽しいプロジェクト

Text by kanai

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次々と進化したコンポーネントを発表するlittleBitsだが、今日はCloudBitモジュールを正式に発表した。さらに、RadioShackが販売パートナーとなり、この成長目覚ましい企業の販路をさらに広げることとなった。

CloudBitは、littleBitsにつなげるだけで簡単にインターネット対応になるというモジュールだ。他のlittleBitsモジュールに磁石で接続すると、ウェブから送った命令を受け取る(ウェブアプリ、IFTTT、APIを使って自作したインターフェイスなどを使用)、回路の中の他のコンポーネントに情報を送る、littleBits回路からウェブに信号を送るという3つの機能を加えられるようになる。単にモジュールの品揃えが増えただけでない。littleBitsプロジェクトの可能性はこれによって大きく広げられる。ペットのための遠隔操作式の給水器を作ったり、遠くのセンサーの情報を利用したり、または理論的には、部屋のエアコンやコーヒーメーカーなどの家電品のコントロールも可能だ。

littleBitsの創設者、Ayah Bdeirは、NestやAppleのように既製のシステムをユーザーに提供するのではなく、迫りくるクラウド対応デバイスをこのコミュニティで受け入れたいと考えている。彼女はCloudBitを、いつでも作りたいときに作りたいものが作れるための手段と見ている。先日発表されたArduinoモジュールと組み合わせれば、初心者でも本格的なデバイスが作れる。この新モジュールは単体で59ドル。キットパッケージで99ドル(MakerShedで販売中)。

CloudBitと同時にlittleBitsは、RadioShackとの提携も発表し、来月から一部の街の店舗でlittleBitsの販売を開始するという。秋には全国2000店舗に展開する予定だ。「littleBitsを国内で取り扱う最初の販売店になれたことを誇りに思います。littleBitsは業界に変革をもたらす企業です。本当の意味で、これほどのイノベーション、起業家精神、大きな視野を持った企業を私は知りません」とRadioShackのCEO、Joe Magnaccaは語っている。


littleBitsのCloudBitモジュールが発表されたが、それが実際に何に使えるのかを知りたい方も多いだろう。その可能性は無限大だが、littleBitsはすぐに作れる楽しいプロジェクトの実例を見せてくれている。

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Insta-Ego Head

まずは認めよう。私たちはみな、多かれ少なかれ小さな自尊心によって行動しています。他人が自分のことを話しているのを見るたびに、自尊心がちょっとだけ膨らむ。それは人間の性です。このプロジェクトは、それを文字通りに表現したものです。Instagramで誰かがあなたのハッシュタグ付きの投稿をすると、自尊心の風船が少し膨らむ。自分の自尊心が膨らんでいく様子を眺めて楽しみましょう。

Insta-Ego head プロジェクトの詳しい作り方

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Remote Pet Feeder

みなさんの中にも私と同じように、放っておくと食べ過ぎてしまうペットを飼われている人もいるでしょう。私はパグと魚を飼っています。彼らはおねだりが大変に上手なので、私が留守をしている間に、他の人たちが餌を与えたいという気持ちを抑えきれるか心配です。外出中に、決められた量の餌を与えることができれば、大助かりです。これは、まさにそれを行うためのプロジェクトです。CloudBitモジュールのおかげで、遠くからの命令で可愛いペットたちに餌をやることができるのです。

Remote Pet Feeder の詳しい作り方

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SMS Doorbell

庭の手入れをしていたり、芝刈りをしていたり、プールで泳いでいたり、家の近くを散歩しているときなどに、大切な届け物を受け取りそこねることがあります。CloudBitモジュールを使えば、誰かがドアベルを鳴らしたときにスマホにSMSメッセージが送られてくるようにできます。

SMS Doorbell の詳しい作り方

この他にも、いいアイデアがあったら教えてほしい。

– Mike Senese & Caleb Kraft

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