ASBL Lucilinburhucの現代の鍛冶職人が、昔ながらの職人技を使って隕石から剣を作った。隕石は溶かされ地金となった。それを炭化して、微小金属や脆い鉄を鋼にした。炭化の工程では、隕石の素材を80×40センチの塊にまとめて6時間熱することで、炭素の割合を0.5パーセントに高められた。さらに熱して叩いて棒状にし、それを剣の芯とした。
隕石が棒状に叩き出されると、今度は平らに延ばされ、2つの異なる鉄の棒と混ぜ合わされて、波紋のある剣の形に仕上げられた。剣はさらに熱せられ叩かれて不純物を追い出し、急速に冷やして硬度が高められた。隕石と地球の鉄とが混ぜ合わされた剣の肌には、美しい波紋が浮かび上がる。この波紋は、酸を使ったエッチングで強調され、磨かれ、等高線のような金属の層からなる自然の文様となった。こうして出来上がった作品は、地球外の素材から作られた歴史的な剣、本当に外の世界の物質で作られた剣のレプリカとなった。
どうやって作られたか、このビデオを見てほしい。
[原文]