Kids

2018.12.27

子どもたちが夢中になる有孔ボードと輪ゴムで作ったピンボールマシン

Text by Caleb Kraft
Translated by kanai

レイアウトを変更できるピンボールマシンの写真を見て、Beth Sallayは自分でも作ることにした。上の動画を見てもわかるとおり、かなりの上出来だ。とても楽しく遊べるし、レイアウトも自由に変更できる。

もっとも苦労したのはフリッパーの構造だ。インターネットにはたくさんの方法が紹介されているが、彼女の方式はとてもエレガントで頑丈だ。

フリッパーは、かなり丈夫そうに作られてはいるが、大勢の子どもたちが本気で遊んだときにどうなるかは、彼女には予測できていなかった。ユタ・アートフェスティバルに初めて出展したとき、彼女は壊れたフリッパーの交換に追われたという。あのような場所では、子どもたちは乱暴になるものだ。

上の動画を見ると、マシンを乱暴に扱う子どもにイラつくかもしれないが、Bethはこう話している。

あの子たちには、最後には泣かされました。4日間のうちの3日間、遊んでくれました。坂道に載せる方法とか、ベルを鳴らす方法とか、他の子どもたちにいろいろな技を教えていました。フリッパーのいちばんいい使い方とか。一人は地元ニュース局の素材映像用に撮影されていました。彼は緊張してたけど、私もうれしい気分になった。どれだけ感謝しているか、彼の両親に伝えたかったのですが、なんだか頭のおかしい人のように思われたかも知れません。私の初めての大きなプロジェクトは、子どもたちのおかげで素晴らしいものになりました。

子どもたちからは、バックボードの必要性も教わりました。私は、2台のピンボールマシンの間に立っていたのですが、ときどきビー玉が私の顔をめがけて飛んでくるのです。それは困ります。というか、実際に顔に当りさえしなければ、最高の気分です。

原文