2007.09.13
身代わりロボットを出勤させている男
テレプレゼンスやテレロボティクスが、実情ほど認知されてないことにビックリ。IRobotはすでに10年前にその技術を完成させていた。ただ、それを作るためのツールが、当時はまだ高価で手に入りにくいものだったのだ。インターネットで話題になったこの記事では、コンピュータープログラマーのIvan Bowmanが、ノバスコシア(カナダ)の自宅で仕事をしながら、830マイル(約1,300キロ)離れたウォータールー(イギリス)にある勤務先、iAnywhere Solutions社のオフィスで、IvanAnywhereと名付けられた彼自身のロボット(というより車付きのコンピューター)が走り回っているという話が紹介されている。iRobotとともに働き、テレロボティクスを体験した同僚たちは、たちまち、そこにいるのが”タイヤで動くコート掛け”ではなくBowman本人だという気持ちになったという。IvanAnywhereは会社のパーティーにも出席しているそうだ。
Meet IvanAnywhere – Link
訳者から: 以前はスピーカーフォンとウェブカメラで遠隔会議に参加するという形をとっていたが、身動きが取れないと話したい相手に話しかけたりという、そこにいればなんでもない行動がとれずにイライラしていたそうだ。そこで、移動できるコミュニケーションシステムを開発したとのこと。この記事を読むと、自由に移動できることの重要性がわかる。
[原文]