Electronics

2008.03.13

Make日本語版 Vol.4

Text by tamura

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お待たせしました。 Make日本語版 Vol.4が今月下旬(3月25日)に発売です(主要なオンライン書店にも情報が掲載されたようです)。
Vol.4では特集を3本掲載します。最初の「alt.vehicles — 自分だけの乗り物を作る」は、自転車を中心にした乗り物のカスタマイズや新しい楽しみ方がテーマです。液晶ディスプレイを分解してプロジェクター記事を作る記事や、盗難防止に新品自転車をボロボロにカモフラージュする方法の記事なども文句なしに楽しいのですが、個人的には「ロック・ザ・バイク」というオリジナルの自転車アクセサリを作って販売しているグループを紹介した記事が印象に残りました。2つ目の特集の「UPLOAD — デジタルアート入門」は赤外線写真やグリーンバック合成など、誰もが持っているツールでデジタルアートを楽しむ方法を紹介します。ここでは、赤外線写真の撮影法や、お手軽グリーンバック合成の方法、SF作家のルーディ・ラッカーが執筆したセルオートマトンに関する記事などを掲載しています。
初の日本語版オリジナル特集が「SKETCH — ハードウェアでスケッチする」。フィジカルコンピューティングのためのツールキットGainerの開発者として知られる小林茂さんに、Arduino、Gainer、Processingなどの新しいツールとオープンソースハードウェアが可能にした新しいハードウェアの作り方(電子工作)について執筆していただきました。背景と各ツールの紹介などの基礎知識から、Arduinoの基本的な使い方など実践的な内容まで紹介します。
制作記事では「ジャンクで作る風力発電機」「ガラス瓶の中の生物圏」「空き箱で作るシガーボックスギター」を紹介。それぞれユニークな記事ですが、「ガラス瓶の中の生物圏」はバイオスフィアに関する読み物としてもかなり面白い内容です。鴨澤さんの訳者メモと合わせてぜひご覧下さい。またなかなかこれまで紹介できなかった「溶接入門」(表紙の画像はここから)もようやく掲載できました。
コラムも今回かなり充実しています。ソウル・グリフィスの「Making Trouble:インターンよ、カンパリをお持ちっ!」は、技術の伝承ということに関するとても良い記事です。また、SF作家の野尻抱介さんの「我、外乱を愛す」は、テキサスのオースティンで開かれたMaker Faireの体験から”究極のテクノロジー”へと展開する、とても刺激的なレポートです。
(サンプルPDFの公開は少しお待ちください)