Electronics

2008.05.23

ITP show: ソーラーシャンデリア

Text by kanai

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Christian CerritoとPetra FarinhaによるSolar chandelier(ソーラーシャンデリア)だ。- 昼間は太陽光で充電し、夜に光を放つ太陽電池で動くモビール。

複数の光を求めて動く集光BEAMロボットによるモビールです。シャンデリアの各セグメント(ロボット)は、センサーを使って光がいちばん強く当たる位置に自分で移動します。糸で吊されたロボットの動きは、吊されている位置の影響を受けます。そのため、日中は光の争奪戦が行われます。夜は、日中に貯えたエネルギーを放出して光ります。日中、もっとも多くの光を獲得できたセグメントが、最後まで光っています。
ソーラーシャンデリアは、一般的には静的な太陽エネルギーの収集を、動的で目を楽しませる形で見せてくれます。それぞれのセグメントが、まるで生きているかのように動き反応する様子が見てとれます。また、彼らが集めたエネルギーの恩恵を直接受けることができます。

– Phillip Torrone
原文