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2008.05.27

Maker Faireフォトレポート(6)

Text by tamura

明るいところでは見づらい展示物を集めた「Dark Room」へ。
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Joshua Minorさんを中心にしたチームの作品が、最近人気の”Multi-Touch Table“。半透明のガラス板の下にカメラとプロジェクターが設置してあってカメラで指の位置を認識します。友人が作ってInstructablesで公開しているInteractive Multitouch Displayをベースに物理シミュレーションのソフトなどを使えるようにしたとのこと(ソフトは未公開)。PCを除けば500ドル以下で作るのが特徴です。
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個人的に気に入ったのがレゴで作ったゾートロープの”3D Animation Zoetrope“。ビデオで撮影してみたところ、作者のGary D.Adenさんに「フレームレートの関係でビデオにとっても見えないよ」と言われてしまいました。動画は作者のサイトでどうぞ。これらの他にもこの「Dark Room」ではテスラコイルなども見ることができました。
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“EepyBird”(メントス+ダイエットコークシャワー)の準備の模様です。この時点(開始時間の約30分前)にはがらんとしていましたので、始める時間の直前に来ればいいや、と思っていたのですが…

気が付いたら、会場は満員でかなり後ろのほうからしか見ることはできませんでした。実際の”噴水”の前の前説では、この現象が物理的な現象で化学的な現象ではないということや、ダイエットコークを選んだ理由は糖分が少ないので体に浴びてもベタベタしないから、と言ったことが語られていました。盛り上がりの様子は動画でどうぞ。
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「Workshop」のブースにあるTechshopのコーナーへ向かいます。Techshopは”DIYのためのキンコーズ”とも称される会員制の工房です。会費(1日30ドル、1ヶ月125ドルなど)を払うことでNC工作機械、フライス盤、レーザーカッターなどの工作機械や、ハンダごて、オシロスコープなどの電子工作用のツール、溶接機などを自由に使うことができます。機材の一例
使い方が分からない道具を使う場合は、もちろんスタッフに助けてもらうこともできますし、さまざまな講座も定期的に開かれています。現在の店舗数はカリフォルニアを中心にシアトル、オースティンなど10店舗。
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NC工作機械のデモ。
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こちらはレーザーカッター(を制御するPC)。
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Techshopにある設備を使えば、こんなもの(左は「ロード・オブ・ザ・リング」、右は押井守の「人狼」のキャラクター)も作れますよ、という展示。レプリカですが、よくできています。
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バキュームフォーム(真空成形)の実演。
次に米国に行く機会があったら、ぜひ店舗にも行ってみたいと思っています。
Maker Faireフォトレポート – 12345