これはもしかして、何の気なしに面白ネタとして書いたら、みなさんのような本物の科学者から怒られちゃう類の話かもしれない。なので、まずはどうか、これが単なる面白ネタであることをご理解いただきたいと思います。とは言え、すごく面白い事実が語られています。
1997年夏、NOAA(米国海洋大気庁)は海中からの非常に大きな音を繰り返し感知した。冷戦時代にソビエトの潜水艦を監視するために設置された水中聴音器が捕らえたものだ。「さまざまな海洋生物が発する周波数の特徴を持っているが、現在知られているどの生物の声よりもずっと大きい」 とボストン大学の海洋生物学者 、Phil Lobelは語った。噂では「生物から発せられた音である可能性が高いことに同意した」 とも言われている。しかし、彼の意見は少数派である(どちらの引用もCNN.comのこの記事より)。音の発信源は、南緯50度、西経100度のあたりと特定された。ここは、ラヴクラフトの小説に出てくる海に沈んだ都市ルルイエの位置(南緯48度、西経123度)と重なる。もっとも、経線上では1,000マイルも離れてるんだけど。 [ありがとう、 Maredith!]
問題の音 “The Bloop” の早回し版をNOAAのサイトで聞くことができます。こちらをどうぞ。
– Sean Michael Ragan
[原文]