Electronics

2009.12.02

オープンソースのSwarmbot

Text by kanai

MicroRobot_Swarm.jpg
今、私がハマっているサイトはTravis Deyleのロボット関連ニュースのポータル、Hizookだ。そこから、シュタウトガルド大学とカルルスルーエ大学によるオープンソースのSwarmbotプロジェクトに関する彼の記事の一部を紹介しよう。

私は、いわゆるマイクロロボットの大ファンだ。これはセンチメートル単位の大きさのロボット、言うなればμ M3だ。これまでも、EPFLの驚くべきAliceマイクロロボットの群れなど、マイクロロボットの記事はたくさん書いてきた。また私は、マイクロおよびナノ相撲ロボットの長年の支援者でもある(RoboGamesを参照)。そんな私だけに、SwarmRobot.orgのオープンハードウェアのマイクロボットには興奮した。これは、シュタウトガルド大学とカルルスルーエ大学が開発したもので、ハードウェアもソフトウェアも、すべてオープンソースになっている(一般公有使用許諾のようなもの)。パーツリスト、回路図、シャシーのデザイン、ソフトウェアなども公開されている。彼らによれば、100ユーロ以下でロボットを作ることが目標だそうだ。このプロジェクトが花開くことを大いに期待している。ワイヤレスで電源を供給するシステムと組み合わせて、ずっと動き続けるマイクロロボットを作れば、机の上のいい飾り物になる。

Open Hardware Micro-Robot Swarm Project(英語)
– Gareth Branwyn
原文