Science

2019.03.26

YCAM InterLab Camp vol.3「パーソナル・バイオテクノロジー」レポート#1 — DNAの「読み」を実際に体験する

[編注:レポート#2はこちら]

山口県山口市の「山口情報芸術センター」[通称:YCAM(ワイカム)]は、いわゆるアートセンター活動だけでなく、研究開発にも注力をしている。研究開発チーム「YCAM InterLab」があり、そのチームが企画運営する集中ワークショップが、「YCAM InterLab Camp」だ。今回はその第3弾、「パーソナル・バイオテクノロジー」(2019年3月1日~3日)が開催された。

かつて高度な先端技術だったバイオテクノロジーは、専門外の個人でも関われるほどにすっかり技術やツールがこなれてきている。

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2019.02.22

“山や海へ「新しい種」を求めて探索しながら、自然と共に成長していく物語”『ワイルドツアー』、恵比寿映像祭にて2月24日(日)上映。また、3月30日からはユーロスペースでの公開も決定

画像提供:山口情報芸術センター[YCAM]

“山口県山口市を舞台に、採取した植物のDNAを解析し植物図鑑を作るワークショップを物語の出発点におき、そこで出会った10代の若者たちが、山や海へ「新しい種」を求めて探索しながら、自然と共に成長していく物語”『ワイルドツアー』が、現在開催中の恵比寿映像祭で2月24日(日)15:00から上映されます。また、本作品は2019年3月30日(土)〜4月12日(金)、渋谷ユーロスペースにて公開が決定しています。

以下は、『バイオビルダー』の監訳者でもある津田 和俊さんのコメントです。

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2019.01.21

バイオについて学ぶ3日間の集中ワークショップ「パーソナル・バイオテクノロジー」、YCAMにて3月1日〜3日開催!

撮影:田邊アツシ、写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]

昨年出版した『バイオビルダー』も、予想を超えて好評で、デジタルファブリケーションと同じように、徐々にパーソナル・バイオテクノロジーも身近になりつつあることを感じています。今回、その『バイオビルダー』の翻訳にも協力していただいた山口情報芸術センター[YCAM]にて、バイオについて学ぶ3日間の集中ワークショップ「パーソナル・バイオテクノロジー」が開催されます。以下は、伊藤隆之さん(YCAM R&Dディレクター)による告知文です。

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2018.08.31

Maker Faire Tokyo 2018レポート #9:パネルディスカッション「オルタナティブ・ライフ:まだ見ぬ生命の姿を求めて」

例年よりさらに会場面積が拡がったMaker Faire Tokyo 2018。イベントが開催されるステージもセンターステージのほか、Makerステージ、ライブステージ(DIY MUSIC)、教育イベントスペース(Make: Classroom)が設置され、多数のトークやプレゼンテーション、パネルディスカッションが実施された。2日間、常時どこかでMaker向けの技術紹介、起業や企業内Maker活動についてのディスカッション、海外事情レポートやハンズオン、ライブが行われているプログラム。

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2018.05.10

蜜蜂の巣箱をスマート化、音声データで異変を察知するOSBeehiveプロジェクトは、環境変化を知る手がかりになるかもしれない

これまで都市のインフラを改良するスマートシティのようなプロジェクトのためにIoTは活用される場面が多かったが、OSBeehivesは蜜蜂の巣箱をスマート化して蜜蜂の生態をモニタリングするオープンソースプロジェクトだ。巣箱内の温度や湿度、そして音声データをクラウドに送信し、人工知能を用いて巣箱の状態を「健康」「休眠」「女王蜂の行方不明」「分巣中」「崩壊中」といった種類に分け診断する(または学習データとして、人工知能の機能の改善を行なうこともできる)。それによって、ユーザーは蜜蜂の異変を知ることができる。

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2017.04.26

DIYバイオ研究室の作り方

バイオハッキングをやってみたいと思っても、プロフェッショナルな機材を揃えようとしてたら、何十万ドルもかかってしまう。しかし、ちょっとした工夫と忍耐力があれば、500ドル以下で始めることができる。

大きな機材

まずは、研究室の中でいちばん大きな面積を占める最大の機材から始めよう。冷蔵庫、冷凍庫、加圧滅菌器、培養器だ。教育用のバイオテック・キットを使う程度なら、キッチンの冷蔵庫の間借りできるが、もう少し本気の実験を行いたいのなら、専用の冷蔵庫を用意するべきだ。

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2017.04.19

ますます身近になったきたバイオハックの9つのプロジェクト

自宅のガレージを本格的な実験室に改造しちゃった人も、友だちとちょこちょこ実験しているだけの人も、このプロジェクト例を見て刺激を受けてほしい。

エイジェント・ユニコーン
Anouk Wipprechtは、ADHD研究者を助けようと、この楽しいユニコーンの角を開発した。脳電図センサーを使い、子どもたちにより快適で楽しい体験をさせることができる。集中度が増したときの脳波をセンサーが感知するとカメラが起動し、子どもの行動が記録される。

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2017.04.12

OpenAPS:糖尿病をコントロールするオープンソースツール

糖尿病患者のDana Lewisは、生活を改善したいと、3年間をかけてDIY人工膵臓システムを完成させた。そのデザインは、誰でも利用できるように公開されている。

OpenAPSプロジェクトは、自分の持続血糖測定(CGM)をRaspberry PiやIntel Edisonなどの小型コンピューターで処理して、基礎インスリンの量を微調整し、体に注入するというものだ。接続されているアプリが、栄養価の高いものを食べたり、走ったりといった、血糖値の急激な変化を起こす行動を監視する。

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2017.04.03

[MAKE: PROJECTS]家庭でDNAを抽出する3Dプリント遠心分離機

バイオ工学は大変にパワフルな技術だが、それは実験ができる機材を所有し、使える人だけのものだ。DIYbioムーブメントは、豊富な資金を有する世界の研究所が使用している機材や技術を、興味はあるが研究する手段を持たない一般の人たちに提供しようと努力している。

そうした機材の中に遠心分離機がある。遠心分離機には、用途に合わせてさまざまな形や大きさのものがある。大型のものになると、回転数、重力、時間、さらには温度まで正確にコントロールできるものもある。また、DNAの抽出や試験管の内容物を攪拌するためだけのシンプルで小さなものもある。

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