Science

2010.02.19

2万メートル上がったNoisebridgeの気球

Text by kanai

noisebridgebaloon.jpg

サンフランシスコのハッカースペース、Noisebridgeは、大気圏上層部まで気球をあげて、たくさんの美しい写真を撮影した。ぐるぐる回るビデオもあるよ。

1週間前、宇宙のそばまで気球を上げるという宣言した時点では、私たちは材料すら買っていませんでした。まして何も作っていなかったので、狂気とまでは言えないまでも、無謀なことでした。しかし、その結果は驚くべきものでした。
設計は簡単なものでした。アマチュア無線機でAPRSの位置ビーコンを発信し、高々度でも使えるとされているGPSで高度を測り、コマ撮り撮影ができるようにハックしたカメラで写真を撮影し、Android 携帯電話を使って、携帯が通じたときにGPS情報をSMSに送るようプログラムを作る、というものです。

彼らは気球を見失ったと勘違いして、デニーズで悲しみに暮れていたところ、気球に搭載したG1からSMSに信号が入り、気球を回収できたそうだ。よかったね。
詳しくは、チームのメンバー、Mikolaj Habranの素晴らしい説明をどうぞ。プロジェクトのぺージを見てね。Flickr setもあります。 [Laughing Squidより]
– John Baichtal
原文