Electronics

2010.10.18

How-To: センサーのチュートリアル — 赤外線リモコン受信器とデコーダーのチュートリアル

Text by kanai

Invervalcam T
Images Sensors Intervalometer
Images Sensors Pna4602 T
Ladyada のナイスなチュートリアルだ。Ladyadaのサイトより。

新しいセンサーのチュートリアルです! 赤外線センサーを使ったリモコンとリスナーでインターバロメーターを作り、Appleのリモコンの赤外線信号を読み取ります。いろいろ応用が可能!
赤外線リモコン受信モジュールとは?
赤外線リモコン受信モジュールは、赤外線をリッスンするフォトセルを搭載した小さなマイクロチップです。ほとんどのリモコンの受光部に使われています。どのテレビもDVDプレイヤーも、正面にこれがあり、リモコンからの赤外線信号を受信できるようになっています。リモコンの中には赤外線LEDが入ってます。これがテレビのオンオフやチャンネルの変更を指示する赤外線信号を照射します。赤外線は肉眼には見えません。そこで、テストをするためには、ちょっとばかり工夫が必要です。
いわゆるCdSセルとはいくつかの点で異なっています。

  1. 赤外線リモコン受信モジュールはとくに赤外線だけに感知するようになっているため、可視光線の検知には適しません。反対に、CdSは黄色または緑の可視光線の検知に向いていて、赤外線には適しません。
  2. 赤外線リモコン受信モジュールの内部には特別な復調器があり、38KHzに変調された赤外線に対応しています。ただ赤外線を当てるだけでは反応しません。赤外線を38KHzでパルス幅変調する必要があります。CdSには復調器がないため、CdSの反応速度の以内(通常は1KHz)なら、あらゆる周波数(DCを含む)を検知できます。
  3. 赤外線リモコン受信モジュールの出力はデジタルです。38KHzの赤外線信号を感知するとローを出力します(0V)。なにも感知しないときはハイ(5V)を出力します。CdSの場合は抵抗のように働くため、光が当たる量に従って抵抗値が変化します。

このチュートリアルでは次の方法を解説します。

  1. 赤外線リモコン受信モジュールをテストして動作を確認する方法
  2. 生の赤外線信号をマイクロコントローラーに読み出す方法
  3. カメラのインターバロメーターを作る方法
  4. マイクロコントローラーでリモコンからの命令をリッスンする方法

詳しくはこちら!(訳者:この先は英語でごめん)

– Phillip Torrone
原文