Electronics

2011.07.06

DemonEye – Arduinoは戦場へ

Text by kanai



上の写真はウエストポイントの卒業製作として作られて、初めてのハンドヘルド砲兵用偵察デバイスだ。右上に見えているのは、明らかにArduino Megaだね。基板の上のほうには、電源ジャックが取り外されて、バッテリーパック (と思われる)からの配線がハンダ付けされている。このシステムは DemonEyeと名付けられている。現在は、フィールドテスト中という情報だ。

ウエストポイント電子技術専攻の士官候補、 Derek Walesは、インターネットでアフガニスタンでの銃撃戦のビデオを見ていた。そこでは、アメリカ軍兵士が敵狙撃兵をピンポイントで狙って砲撃するために、GPS機器とコンパスをぎこちなく使っていた。そこで、Walesは、同じ電子技術専攻の友人、John EischerとGeorge Hopkinsと協同で、軽量な目標位置特定モジュールを開発した。名付けてDemonEye。レーザー距離計、デジタルコンパス、GPS、ミニコンピュータを搭載し、目標の位置を素早く正確に割り出せる。市販されている部品を使用したDemonEye試作品の価格は1000ドルだ。

Hack a Dayの読者でサイバーセキュリティブロガーのMiguel A. Hernandez がこの記事を見つけてくれた。いい目してるね、Miguel!
– Sean Michael Ragan
訳者から:まあ当然、便利でオープンなものだから軍事利用もされるわけだね。複雑。
原文